2009年12月31日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 2714 count

鶴見カツマタ問題の続きだ! それはスタッフのもじりなのか?

Written By: トーノZERO連絡先

 とうとう大晦日ですね。

 西暦2200年の準備はもうお済みですか? もちろん、新年のイベントは餅つき大会!

 というのは大嘘ですが。

 ちなみに、昨日はラジオでアニソン番組を母が聴いてましたが、知らないアニメの知らない歌でした。今朝はラジオでイキモノガタリの歌をやってましたがNARUTOのオープニングなのにナの字も出ないでイキモノガタリの歌として流していました。そういう時代を生きています。きっと、ALFEEが「宇宙戦艦ヤマト!」と絶唱していても、ヤマトではなくALFEEの歌として流れるのだろうなあ。

 という話はさておき。

ヤマトファンはどこにでもいる!? §

 やはりヤマトファンはどこにでもいるが、少数派のようです。しかし、ヤマトとなると放って置けない人も多いようです。

 宮崎駿ネットワーカーFCのきよりんさんによると、復活編のせいか、コミケにヤマト同人誌がちらほら。とのこと。

 そして、私宛にも重要なメッセージが来ました。名前とメールアドレスはこちらの判断で伏せておきます。

毎度楽しく拝見させております。

ヤマト好きが高じて、半分アニメ業界に身を置く者であります。(さらば時は中学生)

文中の「鶴見二郎」は「PART1」~「新たなる」あたりまで設定制作をされていた方のお名前と記憶しています。

「カツマタ」は監督の「勝間田具治」氏からの引用かと。

ここからは想像に過ぎませんがロードショウのムックに掲載のAR台本は本編とは佐渡先生&アナライザーの最後やらも違っていました。おそらくコンテ決定後に作成されたもののその後時間調整用の編集が行われた結果の不統合…では無いかと推察されます。

唐突なメール、失礼致しました。

今後も泥沼な分析を楽しみにしております。

 そしてもう1本。

先ほどメールを差し上げたOKです。

連投申し訳ありません。

CATVで放映中の「ヤマトよ永遠に」を観ていたところ設定制作の方のお名前は「鶴見和一」氏でした。

不確実な情報で、大変失礼致しました。

思い込みって恐ろしい…

良いお年をお迎え下さい。

 ああ、そうか!

 うっかり見落としていました。

 ヤマトの登場人物の名前は、いくつかのパターンがあります。

  • 初期企画系 相原など
  • 松本系 古代など (ハーロックも登場していればこれにあたる)
  • 新撰組系 沖田、土方、山南など 準主役級に多い
  • スタッフの名前系 石黒や新谷など 誰も名前を覚えていない端役に多い

 (ちなみに新谷かおるさんは当時、松本零士さんのアシスタントだったらしい。第1話で勝手に古代と島が乗り込んだ飛行機の脚の入り方の順番がおかしいとして連絡に走ったのが新谷さんであるという話をどこかで読んだような気がする。ちなみに、事実ならそれは価値があった。なぜなら特に最初に見てしびれたシーンの1つだから。しかし、予算の無駄遣いであったことも事実だろう)

 カツマタは勝間田具治さんの名前から採った、と思えばすっきり解消です。端役に多いと思えば、採用基準にも適合します。

 では鶴見はどうでしょうか?

鶴見の謎! §

 実は、鶴見には謎があります。

  • 端役なのに新撰組系の名前はおかしい
  • 鶴岡鎌四郎は無名の一般隊士の名前であり、元ネタとして採用する理由に乏しい (三番隊の隊長ですらない)

 実は、ツルミと鶴見は厳密な意味で同じではないという仮説を思いつきました。

  1. ツルミとカツマタが設定された。この時点で、ツルミはツルミであり下の名前は無く、元ネタは鶴見和一さんと勝間田具治さんであった、と解釈して矛盾はない
  2. 2名の登場が抹消された
  3. 時間をおいて登場が1名だけ復活し設定も練り直されたが、このときツルミを間違って(または、あえて)新撰組系と解釈し直して、あえてツルミと似た鶴岡を新撰組から探し出し、鶴見二郎が誕生した

異論 §

 しかし、この解釈には1つだけ異論があります。それは、ひおあきら版で既に第三航空隊所属と言っていて、三番隊所属という元ネタの存在を感じさせるからです。

二重の意味があるという可能性も §

 「二重」という言葉を書くと、二重銀河とかワープディメンジョン方式とかいう言葉が頭に浮かぶのはヤマトファンの悪い癖。え? イスカンダルとガミラスは双子星(ふたごぼし)で連想するのですよ。

 それはともかく、ヤマトこそ大規模映画製作の頂点とも言えます。そして、西崎さんは他人の声に耳を貸すタイプです。(そういうタイプだからプロデューサをやれるとも言えるし、そういうタイプだから雑音にぶち切れて帝王になるとも言える)。そして、電子メールも携帯電話も普及していない時代です。そういう製作現場では2転3転が当たり前にようにあり、同じものに違った意味を吹き込んでしまう事例もあったのだろうと思います。

 (だから、当事者が存命でも証言よりも物証をあてにするわけです。ある人の証言がAと言っても別の人はBと言うかもしれない)

 そういう意味で、鶴見も元ネタが2つあっても驚きませんし、途中から変化していても驚きません。

というわけで §

 やはりヤマトファンをやっていて良かった!

 世間に背を向けて(これは本当)ヤマト禁止法の目をくぐりぬけて(これは大嘘)ヤマトの復活編も見に行ってCDを2枚も買って良かった!

 しかし、鶴見だけで本当に延々と語れるのも事実ではないか!

 「さらば」での扱いは山本以下なのに!

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