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2010年07月30日
トーノZERO日本アニメ特撮こてん古典TVアニメ1980年代total 2895 count

ビデオ戦士レザリオン

Written By: トーノZERO連絡先

スタッフ §

  • 放送局: TBS系
  • 放送期間: 1984年3月4日から1985年2月3日まで
  • 企画:折田至、吉川進(東映)、小湊洋市(東映動画)
  • 原作:八手三郎
  • 音楽:渡辺宙明
  • キャラクター原案:居村真二
  • キャラクターデザイン:本橋秀之
  • メカニックデザイン:村上克司、小原髪夫、大畑晃一、ひおあきら
  • 企画協力:秋野紅葉、小西智
  • 作画監督:本橋秀之、大木雪享、篠田章、塩沢大助、越智一裕、菊池城二、金子一
  • 美術設定:内川文広
  • 美術:伊藤英治、内川文広、伊藤信治、伊藤岩光
  • シリーズディレクター:森下孝三
  • 演出:森下孝三、高山秀樹、並里啓次、伊東政雄、有迫俊彦、山吉康夫、又野弘道、山内重保、大久保唯男、細田雅弘
  • コンテ:落合正宗、越智一裕、森下孝三、松浦錠平、山吉康夫、西沢信孝、勝間田具治、森下孝三
  • 製作担当:蕪木登喜司
  • 脚本:酒井あきよし、首藤剛志、富田義治、久保田圭司、中尾克久、大川ひろし、石川良明、松井正、山崎晴哉、花園由宇保、上原正三
  • 原画:金田伊功、山下将仁他
  • 特殊効果:金井一雄、安原洋敏、金井信之、岡野秋吉、広野覚
  • 制作協力:大元動画、世映動画、教育動画
  • 撮影:佐野禎史、星山秀雨、玉川芳行
  • 編集:福光伸一
  • 録音:池上信照
  • 効果:原田千昭
  • 選曲:白井多美雄、田中英行
  • 演出助手:細田雅弘
  • 製作進行:安原正晃、細田雅弘
  • 美術進行:阿久津文雄→杉本隆一
  • 仕上進行:西川晋
  • 記録:池田紀代子→柴八千穂
  • 現像:東映化学
  • 制作:東映動画、旭通信社

 WikiPediaより

概要 §

 香取敬が通信ゲームでニューヨークの友達と対戦するために作ったロボット「レザリオン」が間違って物質電送装置で実体化してしまった。香取敬はレザリオンで地球を守る戦いに参加することになってしまう。

感想 §

 レザリオンの話は前半と後半に別れます。というのは作品のカラーが大きく違うからです。

 前半は軽やかです。まず、ロボットに登場するシーンで、普通なら主人公の少年がホバーパイルダーに乗り込みます。ところが、レザリオンはレーザーファイターの方が主人公の周囲に転送されてきます。こういう描写は当時としては画期的です。レザリオンに合体したあとも、軽やかに転送されて汗臭く動き回りません。とてもスマートです。

 では軽いだけのアニメが面白いかというと、そうではありません。実は、ガンダムっぽいG1とG2というロボットがあり、チャールズとサハラという大人のプロフェッショナルタイプの登場人物が苦戦していると、それを軽やかに解決していくのがレザリオンということになります。チャールズとサハラでためて、レザリオンで解放するから、演出的にレザリオンは軽やかで良いわけです。

 それはさておき、ここで注目していたのはこのサハラ。声優はなんと山田栄子さん。普段は男の子の声が多い声優ですが、大人の女の声をやらせても絶品であることを証明してくれました。一般的に「男の子声優は大人の女を演じても凄くいいぞ」という当時の仮説を強烈に支持してくれた事例です。(他に、宇宙船サジタリウスのモラ博士でも凄くいい声を聞かせてくれたぞ。もちろん、山田栄子さんの大人の女の声だ。アン教授と勘違いするんじゃないぞ)

 さて問題は後半。後半になって急に話が重くなります。レザリオンの描写も重くなり、苦戦も多くなり、主人公が戦いを乗り越えていくような話になります。全くの別物です。当時は面白くない路線変更だと思っていました。やはり、後から参加した脚本の上原正三先生が作風を引っかき回してしまったのが問題なのかと思ったこともありますが、実は上原正三先生、あとから参加したのではなく本来の企画に対する復帰らしいのですね。まあ詳しいことは分かりませんが。ということは、むしろ前半の軽いレザリオンこそがレザリオンとしてはイレギュラーな存在だったのかも。そういう難しい問題も突きつけてくる作品です。

 それからもう1つ。ニューヨークにいる相手と通信でゲーム対戦するという設定は今でこそごく当たり前の話に聞こえますが、当時は破格に現実離れした夢想のような未来描写であったはずです。時代が近いところでは、1983年のプラレス3四郎は、あくまで実体としてのロボットをマイコン制御でバトルさせますが、要するにリモコンで対戦させるということで、発想はけして新しくありません。実体のないバーチャルなゲームキャラが対戦するという発想ではありません。そういう意味でも、かなりぶっとんだ作品だったけれど、ぶっとび過ぎて視聴者も付いていかなかったのかも。そして、後半の思い展開も、軽やかに視聴者を置いてきぼりにして未来に行きすぎた作風を引き戻しただけなのかも。そうすると興味深いのが前半に関する以下のWikiPediaの記述です。

首藤剛志、久保田圭司といった『まんがはじめて物語』の人脈で集められ

 歴史ものをやっていたら、過去に行けると同時に未来にも行けるのでしょう、たぶん。

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