スタッフ §
- 放送局: フジテレビ系
- 放送期間: 1975年(昭和50年)10月5日から1977年(昭和52年)2月27日
- 原作:永井豪とダイナミックプロ
- 音楽:菊池俊輔
- チーフディレクター:勝間田具治
- 演出:勝間田具治、小湊洋市、山吉康夫、大谷恒清、山口秀憲、茂野一清、笠井由勝、川田武範、落合正宗、設楽博、宮崎一哉、松浦錠平、葛西治、蕪木登喜司、森下孝三、明比正行、福島和美
- コンテ:勝間田具治、石黒昇、明比正行
- キャラクターデザイン:小松原一男、荒木伸吾
- 作画監督:小松原一男、森下圭介、森利夫、小泉謙三、荒木伸吾、若林哲弘、青鉢芳信、菊地城二、堀川留子、白土武
- 美術デザイン:辻忠直、伊藤岩光
- 美術:辻忠直、伊藤岩光、秦秀信、遠藤重義、土田勇、松本健治、海老沢一男、内川文広、下川忠海、明石貞一、千葉秀雄
- 企画:春日東、別所考治、勝田稔男
- 製作担当:佐伯雅久→宮崎一哉
- 脚本:上原正三、藤川桂介、安藤豊弘、田村多津夫、馬嶋満
- 制作:東映動画、旭通信社
WikiPediaより
概要 §
フリード星はベガ星に滅ぼされ、フリード星の王子、デューク・フリードは地球に逃げてきます。しかし、地球もベガ星に狙われ、デューク・フリードはフリード星の巨大ロボット、グレンダイザーで戦います。
感想 §
兜甲児が出てくる、ということで見ていた気がします。(本放送当時)
一応、マジンガーZとグレートマジンガーの続編ということになりますが、世界観は隔絶しています。兜甲児やボスボロットが出てくるから辛うじて繋がっているだけですね。
しかし、巨大ロボットの操縦者であった兜甲児が、TFOという貧弱な装備で支援することしかできなかったり、ダブルスペイザーが登場してもやはりロボットを操縦するわけではない等、かつての主役も割を食っていた感じがあります。
ここで問題なのは、実はロボットを卒業することは、たとえTFOであっても進化だったのではないか、と思える点です。ロボットはしょせん子供の夢想。そこから少しでも脱却しているのなら、素晴らしいことです。ちなみに、グレンダイザーとスペイザーはフリード星製で、ダブルスペイザーが初の本格的地球製兵器ということになります。だから、兜甲児が乗るダブルスペイザーへの応援にも熱が入るというものですね。
ドリルスペイザーやマリンスペイザーでヒロインが支援してくれるのも良いところですね。
他に、宇宙に行く最終決戦ではダブルスペイザー、マリンスペイザー、ドリルスペイザーでは行けないわけで、コズモスペシャルという特別なスペイザーが出てきます。しかし、この「コズモスペシャル」という名前を忘れてしまったのが、子供時代の痛恨ですね。心残りです。(もう1つはガイキングのボーグアイ)
だから、記録に残せるビデオデッキは夢のアイテムだったわけですね。
ちなみに、コミック版だと「UFOに顔がある」(スペイザーとグレンダイザーが合体している状態)と驚くシーンがあって、アニメではそういう台詞はないものの、そういったデザインのコンセプトだと分かります。
それともう1つ。なるほどと思ったのは以下の話。(WikiPediaより)
東映動画内での製作体制の変更により、本作は『ゲッターロボ』『ゲッターロボG』を手がけていた勝田稔男率いるスタッフが制作に当たった。
一方、横山賢二らこれまでマジンガーシリーズを制作していたスタッフは『鋼鉄ジーグ』を担当する事となった。
確かにマジンガー三部作で、グレンダイザーだけ持ち味が違います。逆に、マジンガーとジーグには確かに似たようなムードがあるのかも。