2010年09月19日
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東京都現代美術館・借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展・常設展

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は、東京都現代美術館の借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展に行ってきました。同じ入場券で常設展にも入れたので、それも見てきました。

MOT

行列 §

 行列は嫌いなので(テンソルならいいという話ではない)、混む夏休みに見に行くのは得策ではないと分かっていました。なので、借りぐらしのアリエッティという映画を気に入ったにも関わらず、このイベントを見に行くのを9月まで遅延させました。さすがに、9月後半なら既に夏休みの喧噪も終わって、静かなMOTに戻っているだろうと思っていました。これ以上引っ張っても、会期の終わりが来てしまうリスクがあります。このあたりが行くのにいいタイミングかなと思いました。

 ところが……。

 あっけに取られたことに凄い行列。たぶん10時15~20分ぐらいには到着していたはずですが、当日券を買うのに行列。中に入るのに行列。会場に入れたのは11時40分ぐらい。しかも、行列は延びていく一方。自分が並んだときより長くなってした。

 まさか、この時期、このテーマでこれほどの行列ができるとは。

借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展 §

 3階の展示は、「発見型」でした。説明もない巨大セットの中を歩き、そこで発見する内容でした。ジブリらしいといえますが、手がけたのは種田陽平。他の客も、「ここにあれがある」「これがある」と発見していました。もちろん説明無し。

 体験と発見の重要性が訴えられた展示です。

 モニタの中の情報だけで分かった気になるへなちょこ文化の対極でしょう。

 そのあとで、種田陽平の映画美術の展示があってこれは説明付きの普通の展示。最後にアリエッティ関係の展示があって、これも説明付き。しかし、ほとんど付け足しですね。

 おもしろかったのは、3階にあった人間が入れる等身大セットの縮尺模型が1階にあったこと。サイズの倒錯がここにありますね。しかも、本来の等身大の模型もあります。(つまり、我々から見ると小さい)

 ちなみに、イノセンスのポスターも展示されていて何かと思ったら、「プロダクションデザイナー:種田陽平」というわけですね。だから球体関節人形展の順当な延長線上にある企画とも言えます。

 というわけで、予想外に楽しめる内容でした。人が少なければ、もっと楽しめたと思います。

常設展 MOTコレクション 「入口はこちら-なにがみえる?」 §

 一転して常設展はガラガラ。

 MOTコレクション 「入口はこちら-なにがみえる?」というのをやってました。

 間違えて先に3階の方を先に見てしまい、順番を間違えました。

 まあいいか。

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