というわけで、寝ていて見られなかった時間帯にやっていたPDC10のセッションの動画を少し見ていますが。
C#の未来 §
この上、何を付け加えるのかと思ったらありました。
次のC#のテーマは非同期ですね。
Visual Studioまで名前が"Visual Studio Async"。既にCTPを落とせるようです。
非同期の例外処理とか、込み入ったことをコンパイラが上手くやってくれるようです。
Azureの未来 §
- ストレージが2セットになって簡単にコピーなどができるようになったようだ。いきなりstagingのRoleが本番のデータを触っちゃうという危うい場面が回避できるか?
- 複数人で管理できる
- PUBLISHが速い!
- DNS Swapという素早いサイトの入れ替え手段があるらしい
- デバッグも改善されているらしい
まあ今日はこれぐらいで。
雑感 §
「それで君の感想は?」
「やはりPDCは価値が大きい。区切りになる」
「そうなの?」
「そうだ。どのジャンルにも区切りになる晴れ舞台がある。たとえば、オタクならコミケのようなね。開発者にはPDCだろう」
「Windows開発者に限定されないの?」
「Windows開発をやって無くてもMSの技術の影響は受けるから、やはり区切りになるだろう」
「なるほど。影響ね」
「好きでも嫌いでも影響を受けることに違いはない、ということだ。たとえMS製品を一切使わない人でもね」
「そうか」
「……なのだが」
「えっ? まだ何かあるの?」
「でもさ。PDCを意識してるのは個人的な知り合いの範囲内ではmessiahさんぐらいで、ほどんとは意識されていないようだ。昨夜の深夜にキーノートやってたことも、日本語同時通訳付いてネットで見られたことも知らないみたいだ」
「でも区切りになるイベントなんだろ?」
「常識の欠落という状況が急速に侵攻しているような気がする。MicrosoftはNEC N88-DISK BASICで採用されていたFATを真似たを書いたときにも感じたことだが」
「どうしてだろう?」
「ライバルのMS叩きはある程度成功していて、イメージを落としているのだが、それに乗じて天下を取るにはライバルが弱体すぎる。だから天下は取れない」
「えっ?」
「ってことは、MSのイメージ低下だけが結果として残る」
「イメージが低下しても、やはりパソコンOS等のシェアの過半数はMSにあって影響力もでかいのに、いかにも取るに足らないイメージだけが蔓延してしまったわけだね」
「本当かどうかは知らないけどな。でも大多数はMSの影響を受ける割にあまりにMSのことを知らなすぎるぞ」
「無知ってこわいね」
「知らないから『MSの悪の帝国』という流言飛語を簡単に信じられる」