2010年11月02日
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ペリーヌ物語・母親の凄み・プラガ男爵と本当に寝たのか?

Written By: トーノZERO連絡先

 今、昼頃に再放送をしていますが、それをたまたま見てしまいましたが凄い作品ですね。斎藤博+宮崎晃のゴールデンコンビ。

第10話 写真機どろぼう §

 この話は、商売敵(泥棒)という問題を各人がどう解決するかが対比されています。

  • ペリーヌ→意地悪くやりこめる
  • マルセル→計略ではめる (泥棒の現行犯で捕まえさせる)
  • マリ→嘘で問題を丸く収める (罪人を出さない)

 いちばん分かりやすいのがペリーヌのやり方。狡猾なのがマルセル。しかし、実は最終的にマリの方法が最も良い方法です。事態を荒立てず、恩を売って商売敵を敵対者から解消してしまいます。とてもつもない老獪な大人のやり方です。

第11話 バロンがんばる §

 犬(バロン)のせいで取り泥棒に間違われますが、誤解が解けて男爵の写真を撮り、結果を届けることになります。娘と男の子と犬を待たせ、インド人クオーターの母親だけが屋敷に入ります。しかし、なかなか出てきません。

 さて、ここで問題です。

  • 母親は1人で入った
  • 母親はエキゾチック美女である
  • 母親は未亡人である
  • 前話で見た通り、母親は懐が深い老獪な愛すべき女性である
  • こういう状況は既に何回もあったと思われるのに、出てくるまで時間が掛かった

 問題はここです。

 母親と男爵の間に肉体関係があったのではないか、という可能性が間接的に示唆されています。女だけで(ここではマルセルもいるのだが)、娘を抱えて旅をしていれば、汚れ役を母親が引き受けることもあるでしょう。しかし、2人とも誰かに言うような話ではないし、できた素晴らしい母親なので子供に言うこともないでしょう。

 つまり、そういう事態があったのか無いのかも分かりません。分かりませんが、大人が見ているとそういう可能性について考えてしまう演出があります。

 かなり来てます。

 こんなエグいエピソードを演出するのは誰かと思いきや。

 「絵コンテ とみの喜幸」

 はははは。

 もしや、インド系美少女ララァ・スンの原点はこのあたりにあるのかな?

余談 §

 ちなみに、第10話の作画監督の「百瀬義行」とは、ジブリ系で目立つ名前ですね。ギブリーズの監督です。嫌いじゃないですよ、ギブリーズも。

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