2011年01月30日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡りtotal 3155 count

明大前水路跡探索

Written By: 川俣 晶連絡先

 実は、ある日、北沢川 松原支流 明大前暗渠の終着点を確認・そして明大前「富士見橋」の発見で述べた終点のその先があるのではないか、というヒントを得ました。

 その時は、暗く、しかも時間が無かったのですが、何となく感触は得られました。今日になってやっと本格的な探索に行ってきましたが、結果は愕然とするものでした。

 先に断っておくと、ほぼ全て推定です。


より大きな地図で 北沢川 松原支流 明大前暗渠の先 を表示

方針 §

  • 水は上には流れない・高低差を見ながら辿る
  • 玉川上水からの保水路であり上流に辿ると玉川上水に接続すると仮定する
  • 自然水路に保水する人工水路と想定するので、谷地形にはこだわらない

 こういう方針で歩きました。

不自然な細長い空き地 §

 ある意味で発見された唯一の明確な何か。

空き地

考察 §

 従来、この水路の末端は地形に沿っておらず、不自然だと思っていました。しかし、ここを「人工水路としての保水路の末端部分」と考えれば不自然ではありません。人工水路は高低差を無視して作られるからです。

 もう1つ、あえて最短経路を結ばないのも人工水路の特徴のようです。

 それから、明大前駅付近にあったと思われる水源に最も近い場所から引いていないのは、松原と和泉の境界線を見ると何となく分かります。和泉に流れる水路を最小にしたいと思うなら、このあたりで取水するする方が楽になります。

 まあ、ほとんどが単なる推定に過ぎませんが。

Facebook

キーワード【 川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡り
【歴史資料館巡り】の次のコンテンツ
2011年
02月
05日
四谷・牛込・飯田橋の鉄道遺構等
3days 0 count
total 6514 count
【歴史資料館巡り】の前のコンテンツ
2011年
01月
22日
十二社大池跡の窪地
3days 0 count
total 3345 count

このコンテンツを書いた川俣 晶へメッセージを送る

[メッセージ送信フォームを利用する]

メッセージ送信フォームを利用することで、川俣 晶に対してメッセージを送ることができます。

この機能は、100%確実に川俣 晶へメッセージを伝達するものではなく、また、確実に川俣 晶よりの返事を得られるものではないことにご注意ください。

このコンテンツへトラックバックするためのURL

http://mag.autumn.org/tb.aspx/20110130115514
サイトの表紙【歴史資料館巡り】の表紙【歴史資料館巡り】のコンテンツ全リスト 【歴史資料館巡り】の入手全リスト 【歴史資料館巡り】のRSS1.0形式の情報このサイトの全キーワードリスト 印刷用ページ

管理者: 川俣 晶連絡先

Powered by MagSite2 Version 0.36 (Alpha-Test) Copyright (c) 2004-2021 Pie Dey.Co.,Ltd.