「以下が何気なく部屋から掘り出されて出てきましたよ。わははは」
- G-PORT 1/14 浦飯幽助(プー付き)
- G-PORT 1/14 桑原和真
- G-PORT 1/14 蔵馬
- B-CLUB 1/18 悟飯&クリリン
- BEGUL クラリス
- BEGUL クラリス2
「なんだこれは」
「基本的に1人一体成形の小型フィギュア(未塗装)である」
「そうか」
「悟飯&クリリンは、悟飯とクリリンと台座の3点構成だが1人1パーツなのは変わらない」
「ちょっと待ってくれ。これって実は『作るのどうでもいい。塗るの好き』という君に相性は凄くいいのではないか?」
「そうだと思うぞ。適当にアバウトに塗るしかない小サイズだから、塗りもアバウトでいいし」
素朴な疑問 §
「しかし、女はクラリスだけだがいいのか?」
「別にいいぞ。昔は幽☆遊☆白書好きだったし」
「そうか」
「微笑みの爆弾入ってる馬渡松子のCDだって持ってるしな。あと『アンバランスなKissをして』が入ってるサントラCDも持ってるぞ」
「分かった。じゃあ、幽助でも良いのは納得する。女みたいな蔵馬もまあ納得する。でも、桑原でもいいのか?」
「馬鹿者。幽遊と言ったら桑原である。桑原の良さも分からず幽遊は語れないぞ」
「じゃあ、質問を変えるけど、クリリンでいいのか?」
「その通りだ」
「冴えないキャラじゃないのか?」
「冴えないって、クリリンのことか!」
「はいはい。分かりましたよ」
「しかし、さすがに男では娘X号とは呼べないので野郎1号からカウントを始めるか」
「で、蔵馬はどっちにカウントするんだ?」
「野郎だ野郎。決まってるだろ」
「それでお宝の発掘はこれで終わり?」
「終わらないかもしれない。ワンフェスとかで買って未整理のアイテムが出てくる可能性がある」
「可能性は無限大ってことだね」
「そんなことはない。可能性は幽玄だ。もとい、有限だ」
「そうか」
「しかし、今になって古いアニメキャラの配色を調べる必要に迫られるとはな」
「色は気にするんだ」
「当たり前田のクラッカー」
「それっぽく塗ってあげたい気持ちはあるわけだね」
「みんな個性が強いから勝手な色は塗れないよ」
貧乏だったはずなのに §
「しかし、幽遊キャラは1体2000円の値札が付いてる。他もまあ同程度だろう」
「合わせると軽く1万円を超えるね」
「そうだ。当時も貧乏のつもりだったが、けっこう金を使ってるのだね」
「今こそその投資を回収しなくちゃね」