バンダイナムコ、PS3/Xbox 360「ACE COMBAT ASSAULT HORIZON」 河森正治氏デザインの「架空機体」や2種の機体操作について解説より
なお、変形はしないそうだ
いや、油断はできないぞ。
変形しないはずのVF-4とかデストロイド・モンスターが後付け設定でロボに変形した実績があるからなあ。
VF-4 §
「VF-4って何?」
「フラッシュバック2012で、メガロード1が出航するとき横をエスコートして飛んでいる機体だ。VF-1の後継機であったが当初は変形しない宇宙戦闘機であった」
「VF-1の後継機なのに変形しなくていいの?」
「いい。理由は2つある。作品世界的な理由と個人的な理由だ」
「じゃあ、作品世界的な理由とは?」
「歩く足メカとしてデストロイドがあって役割がかぶってしまうからだ」
「じゃあ個人的な理由は?」
「ロボに変形する戦闘機なんて、レインボー戦隊ロビン以来で既に飽きて久しいコンセプトだ。むしろ、アニメとしては変形しない路線で貫徹する方が新鮮で新しい」
「それって、ACE COMBATシリーズはバルキリーもののマクロスゲームよりも新鮮で新しいということ?」
「そうだ」
「ってことは、あれ?」
「その通りだ。VF-4の設定が変更され、変形メカになった時点でもう興味はない。というか、むしろ積極的に夢が壊れたと言った方が分かりやすいだろう」
「ひぇ~」
「だから、現在の状況でいえば、VF-4ライトニングIIIがACE COMBATに出てくるよりも、BAC ライトニングがACE COMBATに出てくる方が嬉しい。蛇の目趣味は楽しいぞ」
オマケ §
「難しいキーワードがどんどん増えるよ。デストロイド・モンスターって何?」
「一歩、歩くだけで話題になるメカだ。モンスター歩きって名前まである」
「フラッシュバック2012って何?」
「LDでよく見てたアニメだ。午前零時の鐘が鳴ったので不思議な魔法は解けてしまった」
「メガロード1って何?」
「マクロスの後継艦だ」
「新マクロス級じゃないの?」
「そんなのは知らん」
「レインボー戦隊ロビンって何?」
「スーパー戦隊の遠い祖先だ。一応、スタジオ・ゼロにはゴレンジャーの原作の石ノ森章太郎もいたから嘘じゃ無いだろう」
「うそ~。じゃ、BAC ライトニングってなに?」
「遠い昔のイギリスのジェット戦闘機だ。子供の頃、プラモ作ったことあるで。燃料タンクが翼の上にあってラブリー」
「蛇の目って何?」
「魚の目と鷹の目の親戚」
「えーと、なんか説明の中にまだ難しい単語が出てきた。スタジオ・ゼロって何?」
「トーノ・ゼロの親戚だ」
「本当に?」
「嘘だけどな」
「ぎゃふん」
「油断大敵」
「本当はどうなんだよ」
「テラホークスのゼロ軍曹が独立して開いたスタジオさ」
「凄く嘘っぽいぞ」
「オレを信じろ」
「じゃ、嘘っぽいけど本当ってこと?」
「もちろん、おいらはいい加減なことしか言わん。そのいい加減さは信じていいぞ」
「ぎゃふん」
オマケ2 §
「でも蛇の目趣味はやはり別格。ACE COMBATにニムロッドが出てきた時は嬉しかったものなあ」
「そんなに?」
「あとバルカンもな」
「ガンダムの頭についてる奴?」
「ちがーう」