とあるWindows Phone 7のテストソース(Silverlight+XNA)があったわけです。
それがあるタイミングを境にして何をしても、エミュレータ上で動かなくなりました。自宅のノートPCでは動いているので、動かないはずはありません。それで3日ぐらい潰れました。
しかし、別のソース(それも動かない)を動かした時に気付きました。
現在のディスプレイ アダプターは XNA Framework アプリケーションを実行するためのエミュレーターの要件を満たしていません。
まさか!
ディスプレイ アダプタなのか?
しかし、過去には動いていたはず。
どうも7.0エミュで動いていたが、7.1エミュではディスプレイ アダプタへの要求が高くなっていて動かないのではないか、と思えてきました。
つまり、正しい7.1環境を構築すればするほど動かなくなるのでは無いか、と思えてきました。
組み込まれていたのはnVidia Quadro FX 540。年代もののロートルで、しかも性能も高くありません。これを置き換える前提で検討を開始。
もちろん、今時開発マシンも10万円も掛からず買えるのは分かっていますが、ビデオカードだけなら1万円も掛からず買えます。
というわけで、ディスプレイ アダプタという方針で調査開始。
そこで判明したこと。
DELL Precision 380はPCI Express 1.0aだが現行ビデオカードは2.1等。1.1なら良いのだが、1.0aだと相性問題が出やすいそうです。かなりギャンブルだと思いましたが、DELL Precision 380に2.1のカードを入れた実績はあるようなので、思い切って買うことにしました。しかし、ダメージが怖いので、新宿のじゃんぱらで中古を購入。少ししか安く上がりませんでしたが。
交換をしてみると、見事に動きました。ありがたい。
Windows Phone Gameのプロジェクトを無修正で実行した時はなぜか真っ黒になったりちらついたりしましたが、とりあえずドライバで改善が見込めそうだし、横に置いておくことにしよう。まあ、安いビデオカードだからね! (きちんと描画コードが入っている場合はおかしくならないし)
感想 §
新宿に直行して買い物だけやってすぐ帰還。じゃんぱらにしか寄ってないし。というか、偶然じゃんぱらの場所を発見しておいて良かった良かった。場所さえ分かればいざというとき、すぐ買いに行けるし。まあとりあえず、WP7(Mango)開発の目処はやっとこれで立ったなあ。ホッ。
ホッとしたら力が抜けた……。やる気も抜けた……。
追記 §
「それで、マイナス点は他にないのかい?」
「そうだな。強いて言うと、画像が甘くなったかな」
「それだけ?」
「まあ、ロートルとはいえプロ用が入っていたんだ。アナログ接続の画質は落ちるかもしれない」
「それは問題じゃないかい?」
「とりあえずいいさ。マルチモニタも動作しているし」
「どんな風に?」
「VGAコネクタ経由のアナログCRTと、HDMIコネクタ経由のVGA変換経由のVGAケーブルの液晶モニタがいま目の前で映ってる」
「VGA接続ばっかりじゃないか。なんでHDMIのモニタが無いのさ」
「それはKVCの問題だ。KVCを置き換えない限り、HDMIのモニタは仲間に入れないのだ」
「ぎゃふん」
「好きこのんで、未だにPS/2接続のマウスとキーボード使ってると思うなよ」