2011年12月19日
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凄いぞ、こち亀の「友情の翼の巻」の地理が分かるぞ

Written By: 川俣 晶連絡先

「手元には、こち亀千両箱というコミックがある」

「中身は?」

「1000話記念などの渋い話を集めたものだ」

「それで?」

「850回記念の「友情の翼の巻」というのが含まれる」

「内容は?」

「ハイカラな友達ができるが、家庭内の不和で離婚して上野駅から少年は旅立つ。そこで、日暮里の陸橋からトンチンカンが銀メンを巻くわけだ」

「なるほど。でも何が分かったんだい?」

「地理だ」

「は?」

「不忍池を挟んで、浅草の反対側。東大の方だ。まさに弥生1丁目と書いてある。ハイカラな少年はそこに住んでいる」

「なるほど」

「坂があるのは本郷台地だから当然」

「えっ。坂も?」

「坂が描いてあるコマがある。しかし、問題はここから」

「うん」

「上野に間に合わないトンチンカンは日暮里の陸橋に行った。なぜか」

「なぜ?」

「上野も日暮里も距離は大差ない。でも、列車が出てからの猶予は日暮里の方が大きい」

「なるほど」

「だから、上野では無く日暮里を目指す。途中で谷中の墓地を通過する描写があるが、これも当然。実際に、経路上に谷中の墓地がある」

理由 §

「なぜ今は分かるの?」

「様々な理由で、このあたりに何回も来たからな」

「谷中の墓地まで?」

「うちの墓は谷中では無いが、日暮里に近い。親戚の墓は谷中にあって、何回か行ったことがある」

「縁が深いのか」

「それ以外にも弥生美術館とか、朝倉彫塑館とか、いろいろな施設があるしな」

「うーむ」

「行ったばかりの旧岩崎邸庭園も不忍池の向こう側だしな」

「それも該当しちゃうのか」

「しかも、タモリの坂道の本にも日暮里周辺は出てくるしな。多角的な意味で面白い場所だよ」

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