「1/7の夜はデカワンコの2時間スペシャルであった。それを延々と見ていた」
「ヤマト関係ねえ!」
「いやいや。そうじゃない。話は最後まで聞け」
「で、ストーリーのどこがヤマトだったの?」
「別にどこも」
「えー」
「だから話は最後まで聞け」
「はいはい」
「デカワンコのスペシャルは、基本的にパリ→江戸時代→東京の順に進行する」
「うん」
「しかし、ネタ満載で楽しい。BGMは太陽に吠えろ風だったり、ルパン三世みたいな名前の人が出たり、江戸時代には水戸黄門も遠山の金さんも銭形平次も出てくる。かなり楽しいぞ。凄くお気楽なドラマだけどな」
「そうか」
「意外と楽しめた。ただし、CMの多さと長さに辟易させられたのも事実だけどな」
「えー」
「予想通りのオチも付いたし」
「予想できたらダメじゃん」
「お気楽なドラマだからな。そこは突っ込んでもしょうがない」
「そうか」
「ちなみに、重要な事件は捜査に取りかかろうとすると既に解決している。これ最強」
「33分探偵の出番がねえ!」
「そこを馬鹿馬鹿しい話でつなぐのがデカワンコだ」
「ぎゃふん」
「というわけで、いちばん面白かったのはやはりいきなり水戸黄門が出てくるところだなあ。助さんと格さんと弥七がいて」
「わははは。仮面ライダーに暴れん坊将軍が出るようなものか」
「似ているとも言えるし、似ていないとも言える」
「そうか。ところで、どこでヤマトに関係するんだよ」
「見終わってメールボックスを開いたら、ガボーチンさんより敵の波動砲に名前をつけように対して以下のようなメッセージが来ていた」
佐々木(美晴)先生が乗ってらっしゃる復活編ヤマトの6連波動砲は「スケサン波動砲」と呼ぶのはいかがでしょうか?
「カクサン波動砲とスケサン波動砲かよ」
「さすが佐々木助三郎」
「佐々木ってそこか」
「まさに、水戸黄門ネタ笑えたなあと思いながら開いたメールでそれを見るとは。タイミング良すぎ。しかもぜんぜん関係ない話題」
オマケ §
「じゃあ、カクサンとスケサンはいいとして、黄門様はどこにいる」
「黄色だから通信士の席かな」
「水戸なら?」
「水を閉鎖する扉なら、さらばのドックの扉だろうな」
「ぜんぜん偉くねえ!」
「先のヤマト副艦長ってことなら島は死んでしまったので真田かなあ」
「役職で考えると?」
「副将軍というのは徳川家の役職だと考えると、やはり徳川機関長かな」
「どっちの?」
「あ……。ヒコにゃんと、たっちゃんがいるのか」
オマケ2 §
「でも、よく考えると、完結編の古代は戦闘班長で、島と真田はおそらく副長留任。そうなると、実は沖田艦長>島副長・真田副長>古代戦闘班長というヒエラルキーになり、島が古代の格上になるのかも知れない」
「えー」
「もっとも、艦長のお気に入りの古代を尊重しないわけには行かないので、島が出しゃばることは無理だろうけど」