Written By: 川俣 晶
喉が痛いし、仕事も忙しいので、遠出を避けて第37回しもたか大さくら祭りに行ってきました。日大文理学部前です。
「和太鼓はポイントが高い」
「なぜ?」
「ほとんどリズムだけで構成される音楽だからな。リズム人間にはたまらん」
「えー」
「リズムで大切なのは空白やリズムが弱い遊びを作ることだが、きちんとできていた。そこもいい」
「それだけか」
「まさか。演じられたのは武蔵国府太鼓なのだ」
「武蔵国府って府中のこと?」
「パワーも迫力も音楽性も、非常にレベルが高かった」
「痩せても枯れても大国日本の関東出先機関があった場所だってことだね」
「それと比較すれば江戸なんて笑っちゃうぐらい田舎さ」
「でも江戸城は立派だよ」
「家康は田舎に立派な城を築いて大都市に発展させたんだ」
「ぎゃふん」
「歴史の深みを感じられる一時であった」
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