0503 より
2199
バレラス上空よりの鳥瞰、ガミラス表面、原図。カットに必要な設定などその場で。
ぶっちゃん、来る人来る人にスケールアヴィエーション5月号見せてくれて、照れる。
加藤直之さんの2章スリーブジャケット見せてもらったが、コスモゼロは1章と違ってぐっと往時の加藤タッチ。すばらしい。大好き。
冥王星会戦時の防衛軍があそこまで派手なカラーリングなのは、太平洋戦争終焉、オレンジ色の訓練機まで特攻用に引っ張り出していたように、訓練船しか残っていなかったからかな、とか思ったり。
羽原、元気なく。心配。
「ぶっちゃんが来る人来る人にスケールアヴィエーション5月号見せるというのは、きっとこいつに勝たねばならないとアピールしまくっているのだと思うぞ」
「この先はもっと2199もパワーアップを期待していいのだね?」
「ただの憶測だからあてにしないで期待していろ」
「ひ~」
「それから、コスモゼロの往時の加藤タッチは期待しよう」
「一章と違うというのなら、それは見所になるわけだね」
「そしてポイントはここ。派手なカラーリング!」
「確かに派手だね」
「練習機も派手だった」
「そんなに?」
「なぜ九三中練が『赤とんぼ』なのか考えてみたまえ」
「九三式中間練習機だね」
「うむ。練習機だ」
「赤いんだね」
「シャア専用じゃないけどな」
「ぎゃふん」
「確かに、そういう解釈もありだろう。ちょっと派手すぎだからな」
「まるで目立って、撃って下さいいわんばかり」
「でも、練習船なら納得だ」
「なるほど」
「しかし、惜しいな。沖田艦がキリシマではなくヒエイなら良かったのに」
「どうして?」
「旧日本海軍の比叡は練習戦艦になったことがあるから」
「へー」
「しかし、羽原さんに元気がないのは心配」
「確かに」
Raison du Vol
清水という、あったことはないが、スケールアヴィエーション5月号でイスラエル・スカイホークを絵画のような筆致で彩色した人がいる。
飛行機の模型のおもしろいところは、塗装仕上げすべき面積が異様に広いということ。
模型の人の何人かが思った。
「キャンバス代わりかあ。。。たのしそう」
スカイホークは、そういう作品。清水(sim)、最高。
ほんとはね、「表紙の鳥山とりを」もそういう風にくるかな、とか思ってましたけど。(前号の表紙の、水墨画のような筆致が素敵すぎたので)
塗装、楽しい。
飛ぶ理由も、塗装にはいつもセンシティブにしております。
ただし、実物があったらと検証するやり方は嫌い。本物見りゃ欲求は収まる。何の楽しみもない。本物の勝ち。模型は真似。つまらん。
それより「実物がこうだったら、おもしろそう」、ってのが好きですね。
残念だったのは、ここ2つ続けて「素敵飛行機図鑑」化していたのに、
「今回はネタとしてビビった」という話らしく、あくまで模型の本という文脈にしてしまったこと。
次号に期待。つか同じ感じならやる価値もない。
「スケールアヴィエーション5月号を慌ててひっくり返した。思わず見落としチョンボ。スカイホークだよ!」
「なぜ興奮してるの?」
「スカイホーク好きだから」
「ウルトラホークじゃないよ」
「そう。ウルトラホーク1号も好きだが、スカイホークも好き」
「なんでだよ」
「それに、筆塗りでやってるのも心情的に友軍だ」
「筆塗り派が来たよ」
「やってることの質と量には雲泥の差があるけどね」
「それでもいいの?」
「そうだ。だって好き勝手に筆で塗ってる方が楽しいじゃないか」
「エアブラシで均一な色を塗れるのに? ムラが出るのに?」
「そう。ムラはあった方がいいの。というか、ムラを出したいの」
「何をそんなにムラムラしているんだよ」
「特に、筆塗りによる重ね塗りへのこだわりがいいね」
オマケ §
「しかし、君がこれほどスケビに興奮するとはね。意外だよ」
「そうか? タイガー戦車には興奮しないが、表紙になってるコンフォーマルタンク付きファルコンは嫌いじゃないぞ。曲線が優美で良いぞ」
「コスモファルコン?」
「ちがーう。F-16だ」
「そんなに好き?」
「コンフォーマルタンクはACE COMBAT 5だとノーマルのF-16Cには付いてないけど、F-16C B60には付いてる」
「B60って爆撃機?」
「ちがーう、ブロック60だ」
「またミステリーな言葉が増えた!」
「イスラエル空軍っていうのもいいしね」
「無駄に争いを拡大している国じゃないか」
「まあそこは横に置いて」
「置くと何が残るの?」
「世界のあちこちから武器を買い込んで、コピーも製造して、改造もじゃんじゃんやっていて、兵器のバリエーションが多い」
オマケB60 §
「コスモファルコンもブロック40とかブロック60とか登場させればいいんだ」
「それでどうなるの?」
「細部の描写が間違って違ったとき、ブロックの違いと説明して逃げられる」
「ぎゃふん」