2012年05月11日
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東京国立博物館・特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」・国立西洋美術館・ユベール・ロベール-時間の庭

Written By: 川俣 晶連絡先

「今日は贅沢にも上野で美術館ハシゴ」

「なんでだよ」

「チケットが3枚あったのだ。で、『ユベール・ロベール-時間の庭』は5/20までで終わりが近い。一気に消費する気で行った」

「今日は平日だろ。休みを待てないのかよ」

「ちちち。わざと平日に行った。休日だと混むだろ?」

「ぎゃふん」

東京国立博物館・特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」 §

東京国立博物館

東京国立博物館だ」

「感想は?」

「並ばなくても入れた。平日効果は大きい」

「内容は?」

「中身は、人が多くてほとんどじっくり見られなかった」

「ひでー」

「入場料高いからね。みんな食い入るように見る見る」

「他に何か感想は?」

「仏像や刀剣を照らすライティングは上手い。刀に反射する光まで的確」

「美術展の感想じゃない!」

「大きな屏風絵とか、見応えはあったよ」

国立西洋美術館・ユベール・ロベール-時間の庭 §

国立西洋美術館

国立西洋美術館だ」

ユベール・ロベールって誰?」

「知らない。けど、これは凄かった。展示されている全ての絵を見てきた。8割ぐらいはタイトルもチェックした」

「なぜ熱心?」

「時間と空間が描き込まれている希有な絵だ。これは凄い」

「凄そうだね」

「凄いんだよ。本気で感心した。ちなみに、時間と空間だけでなく生活感のある人間も描き込まれている。そこもポイントが高い」

「えー」

おわり §

「さすがにここで力尽きた」

「ユベール・ロベールを熱心に見過ぎたね」

「ユベール・ロベールのチケットで常設展に入れたし、もう1枚チケットがあったけどそれは断念した」