「パソコンスクールに通う母がプリンタ欲しいというので、FAXがダメダメ状態だったことを考え合わせて、安いFAX複合機を入れることを考えて買ってみた」
「結果はどうだい?」
「そこそこ作りはしっかりしていて、いいんじゃないか?」
「問題点は無かった?」
「そうだな」
- 箱から出して設置するまで、かなり手間が掛かった。説明書を見ないと分からないことも多かった
- 給紙メカニズムが凄く凝っていて理解しないと使いこなせない
- 初期設定が自動切り替え受信になっていない。兼用回線のときFAXが取る前に手動で受話器を上げてしまうとFAXに切り替わらない設定で稼働してしまう。説明書を見て設定を変える必要がある
- PCにインストールする一部アプリが重すぎ。何もしていないのにCPUを食い続ける。そのアプリはサクッと削除した
- 残ったアプリも無駄に多くて重すぎ。過剰に常駐させすぎ
「つまりどうなんだい?」
「ハードはいいけどソフトがねえ……」
「それって、良くあるパターンじゃ無いか」
「まあな。泣けてくるほど良くあるパターン」
「日本の黄金パターン?」
「アメリカ製品でもあるぞ。昔、ATIのGraphics Pro Turboとか、一部ユーザーから『最高(ただしATIのドライバは使わないこと。MSのドライバを使え)』という評価があったしな」
「ぎゃふん」