2012年09月05日
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桜上水駅の警手小屋跡地

Written By: 川俣 晶連絡先

 桜上水Confidentialさんよりのメッセージです。

Subject: 桜上水の砂利取卸設備は何処にあったのか?

Keyword: 【▲→川俣晶の縁側→歴史と文化→下高井戸周辺史雑記】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20120902115451

名前: 桜上水confidential

本文:

かつて、桜上水駅の西側、今の引揚線の場所から、線路沿いにかけては、保線区がありました。

3番4番線の間、踏切の西側には、踏切の警手小屋があり、今でもその空間が空いています。

桜上水で砂利の積み下ろしが行われたとするならば、砂利は保線用であったのではないかと考えます。その場合、登り線沿いの警手小屋裏手ならば、砂利を下ろす程度のスペースはあったのではないでしょうか。

保線区には、引揚線もあり、無蓋車が止まっていた記憶がありますが、いつのころからは定かでありません。

 いったいどこに、そんなそんな小屋の跡地の空間があるのだよ、と思ったらありました。おそらく、ここです。

 つまり、上りホームと下りホームは、踏切に対する位置が違います。いつも急いで渡るので気づきませんでした。これはびっくり。

 ところが、goo地図の昭和22年を見ると、上下線のホームの位置はピッタリ一致しています。つまり、警手小屋に相当する下り線の空間はホームになっておらず空いています。この空間に貨車数両分の砂利を置けるか分かりませんが、ともかく空間はあるようです。この空間は何に使われたのか、何も使われなかったのかは砂利の関係の有無とは関係なく1つのポイントですね。

いずれにせよ §

 いずれにせよ、警手小屋跡地もまとめて高架になったら消えますね。見に行くなら今のうちです。

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