「UX-01を解釈するためのもう1つのピースを見つけた感じだ」
「なんだよ」
「ノーチラス」
「ネモ船長?」
「いや、アメリカの初の原潜」
「どこがノーチラスなんだ?」
- 1隻しか無い実験艦
- 13話の舞台は北極。通常、船は岩の中には潜まない。座礁が怖いから。でも、砕氷船は氷の中に入る。13話の原始恒星系は北極の氷。そして、ノーチラスは北極の氷の下を通過した
- ノーチラス特別でありは総統直轄の特務艦に相当する
- ヤマト側は無限に潜航できないと考えているが、UX-01側は落ち着いている。今までとは違う初の原潜という表現
- 涙滴型ではない原潜ならノーチラスで丁度良い
- ノーチラスはスクリュー2本。UX-01もスクリュー2本
- 氷の下から接近する魚雷は船から見えない!
- 氷塊が浮いているところに、高速艇を出せばやはり危険
- 北極なら氷山に向けて魚雷を撃つ作戦はあり。それが所在不明の敵船の退路を断つなら無駄にならない
オマケ §
「潜航中はゲシュ=ヴァール機関で航行するという説明は、ヴァルター機関っぽい名前でUボートっぽい。でも、ヴァールはニューク(Nuclear)かもしれない」
「両方引っかけているという可能性は?」
「それもあるし、どっちも外れかも知れない」
「えー」
「ただの想像だ。気にするな」
「でもさ。シービューの影響が想定されるUX-01に、ノーチラスの影響を想定していいの?」
「いいぞ。なぜなら英語のWikiPediaのシービューの項目には歴史的背景としてノーチラスも出てくるからだ」
「ひ~」
「ちなみに、これに相当する日本語ページは無いぞ」
「えー」
「ネットには何でもある、という主張は少なくとも『日本語で読める情報はネット全体の情報よりかなり少ない』という意味で、日本語しか読まない読者には間違いだ。ネットには何でもあるかどうかに関係なく、日本語しか読まない者は既に不完全な情報しか得られないことが宿命づけられている」
「それじゃ不満という人は?」
「既に、英語のWikiPedia見てるのだろう」
「情報格差は広がるばかりだね」