「Minecraftをプレイするには木材が不可欠だ」
「うん」
「とりあえず、木を切ると手に入る。普通はそこからスタートする」
「でもすぐ足りなくなるよね」
「そこで普通は植林する。切ったら苗を植える」
「いい無限サイクルができるね」
「しかし、それも面倒になってくる」
「なんで?」
「苗を確実に入手するのは難しい。葉を破壊すると確率的に苗が出てくる」
「なるほど」
「ではどうするのが良いのか」
廃坑探索の問題 §
「通常の洞窟探索は、たいまつを設置することで明かりを準備すると共に、探索済みを示す」
「たいまつがある洞窟は探索済みと見なせるわけだね」
「ところが、廃坑では上手く行かない」
「なんで?」
「廃坑にはもともとたいまつが存在するからだ」
「なるほど……。自分で設置していないたいまつがあるのね」
「そうだ。そこで自分が今やっているのは木材の回収だ。木材や柵を回収しながら進めば、回収済みのトンネルは探索済みとすぐ分かる」
「なるほど」
木材問題再び §
「というわけで回収し分かったのだが、それによってうなるほど木材が入手できる。チェストを一杯にするのも簡単」
「それで?」
「そうなるともう植林と伐採のサイクルも止まってしまったよ。木材は十分なんだ」
「結論はなんだい?」
「廃坑を見つけてひたすら木材を取る。それによって、未知空洞探索用のつるはしとたいまつぐらい用の木材は簡単に得られる。当分は困らない」
「しかし、植林と違って、新たに生えてくることはないだろう?」
「そうだ。1回取ったらそれっきりだ」
「じゃあ、尽きたらどうするんだよ」
「尽きるまで遊ぶことはそれほどないだろうし、尽きたら尽きたで今度は大森林地帯に行って木を切ってきてもいい。意外と邪魔になるだけの木も多い」
「それでも尽きたら?」
「その時こそ地道に植林だ」