良かった点 §
- 死んだ子供の願いを叶えることは是か非かというテーマ設定は壊れていてGOOD!
- ディケイドが出てきた
- 鳴滝が出てきた
- 仮面ライダーXが良い役
- 555のダメっぷり
- 死者の甘言に乗って味方を攻撃する555
- 亀探し
- ストロンガー対カブト
- ライダーマンはちゃんと口が見えていた
イマイチだった点 §
- 単にいるだけのライダーが多すぎてクライマックスは良く分からない
- 昭和と平成のグループ分けが綺麗すぎる。本当は裏切り者がいてもいいはず
- 実は本当のガチバトルは最後の最後だけで、あとはインチキ。結局対立したふりをしただけ。いつもとVSものとほとんど同じで煮え切らない。しかも、最後のバトルは戦う根拠も不明確で、勝敗も良く分からない
- 鳴滝がまるでいい人
- みんな歳を取って変身前のアクションは無理っぽい
- ライダー1号の特撮、アクション、効果音などが昔通りで安っぽい
- 1号の敵がガイムなのだが、ガイムは子供過ぎて釣り合っていない
- ストーリー的に戦隊は出る意味が無かった。巨大な敵をライダーが倒してきた実績があり、別に巨大ロボも要らない (最後まで文句を言うモモタロスだけは可愛いが)
- あまり意味が無いガイムの2号ライダー達の出番があった
雑感 §
「それで、どうなんだい?」
「答えのない問題を突きつけられて正義チームが分裂する、というグチャグチャの話だったら良かったと思う。ライバル関係も1号の敵はクウガの方が良かったと思う。クウガが平成の1号なんだから。相手がガイムじゃ子供以下」
「それから?」
「客演ヒーローは戦隊よりもシャンゼリオンが良かったのではないか」
「なんで?」
「1号よりシャンゼリオンに似ているアギトを指さして、1号が『おまえはライダーじゃなくてシャンゼリオンのようだ。平成ライダーなど仮面ライダーとしては認めん』と言ったら、それはそれで説得力があった」
「確かに、アギトはライダーとは言えないよな」
「それに、話が綺麗すぎる。やはり、もっとグチャグチャにしないと。平成ライダーでありながら昭和ライダーに味方する屈折する奴がいたり」
「つまりなに?」
「子供がトラウマになって一生忘れられないような怪作が見たいよな」
「それでどうだった?」
「灯台のシーンは良かったよ。Xとか555の関係とかWを口説きに行くところなどは良かった」
「じゃあ良かったわけ?」
「中盤は文句なく良かった」
まとめ §
「結局一言でまとめるとなんだい?」
「主役ライダーが戦闘員並みの扱いに見えてしまった。バックグラウンドのドラマも無くただ出てきて戦うだけのライダーが多くては、そんな印象にしかならない」
「ひ~」