ジ・アート・オブ かぐや姫の物語
紀伊國屋書店

かぐや姫の物語
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かぐや姫の物語 サウンドトラック
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2014年05月09日
トーノZERO映画感想total 736 count

感想・映画「かぐや姫の物語」(2回目)

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「下高井戸シネマでやっていたので見てきた」

「見た理由は?」

「いろいろな事情が複合しているので一言では言い切れない」

「ふーん。で感想は?」

「この映画はね理想が常に敗北していき、理想は強制力によってしか勝利できないがより大きな強制力の前に敗北するというな神だと思ったよ」

「理想とはなんだ?」

「翁の都に行くという行為もそうだし、話題の美人を嫁さんにしたいというのもそう。悩みも無い月の世界こそが最強の理想世界」

「かぐや姫は月に行くのだから、理想は勝ったのではないの?」

「実は自発的に望まれていないのだよ。だから記憶を消す衣を着せる方法によってしか物事を強制できないし、着せられてなお地球を振り返って未練の存在を示す」

「月の理想論は敗北したわけだね」

「そうだ。月はかぐや姫には勝ったが、月の理想論は敗北したのだ」

「じゃあ嫁さんにしたい理想論はどうなんだ?」

「実は、理想論に対して、絶対に解決できない別の理想論をかぐや姫はぶつけて理想対決になってしまった。かぐや姫は絶対に勝てると思って実行したが結果として不幸を量産した。つまり、姫を嫁にできなかった求婚者は敗北したが、同時にかぐや姫も制御不能の不幸を生産してしまったという意味でやはり敗者になっているのだ」

「じゃあなんだ?」

「かぐや姫としては、捨丸にいちゃんの手下をやっているときが最も幸せだった。しかしね。育ての親を裏切れなかったから都に行ったが、結果として捨丸にいちゃんは他の女と結婚して子供まで作ってしまった。育ての親も裏切れないという理想論が、結果として誰の降伏も招いていないのだ」

「結局理想ってなんだい?」

「かぐや姫が裏庭に作った箱庭庭園のようなものだな。作り事の嘘っぱちだ」

「じゃあ、箱庭庭園を否定すればいいわけ?」

「そうでもない。結局人は箱庭庭園にすがるわけで、結局箱庭庭園は復活してしまう。作中でもちゃんと最後に復活した箱庭庭園が描かれている」

「じゃあ結局まとめるとどうなんだ?」

「本音ではない理想論をいかに上手く取り繕ったところで幸せになれないってことではないかな。意外とそれが高畑監督の本音かもしれない」

「それは過去の高畑監督が理想論に走りすぎて結果としてずっこけたという意味かい?」

「さあな。それは知らないよ。ただ、となりの山田くんは企画が理屈に走りすぎて観客に何がいいのか伝わらなかったという問題はあるかもしれない」

「えー」

オマケ §

「もっとミーハー的な感想も言えよ。理屈に走りすぎだ」

「じゃあ言おう。乳出し映画。尻出し映画」

「それだけ?」

「やはりちんちくりんの侍女が可愛いよね」

「あれがいいのか?」

「実はかぐや姫の本当の味方少ないのだ。身近にあって最初から最後まで支えたのはあの侍女だと言える」

「そんなに?」

「ずっと側にいるし、桜の枝は持ってきてくれるし、最後に月からの使いに子供を引き連れて登場して一矢報いたのはあのちんちくりんの侍女だからな。ある意味で、人類最強だった」

「ひ~」

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感想・映画「かぐや姫の物語」(2回目)

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「下高井戸シネマでやっていたので見てきた」

「見た理由は?」

「いろいろな事情が複合しているので一言では言い切れない」

「ふーん。で感想は?」

「この映画はね理想が常に敗北していき、理想は強制力によってしか勝利できないがより大きな強制力の前に敗北するというな神だと思ったよ」

「理想とはなんだ?」

「翁の都に行くという行為もそうだし、話題の美人を嫁さんにしたいというのもそう。悩みも無い月の世界こそが最強の理想世界」

「かぐや姫は月に行くのだから、理想は勝ったのではないの?」

「実は自発的に望まれていないのだよ。だから記憶を消す衣を着せる方法によってしか物事を強制できないし、着せられてなお地球を振り返って未練の存在を示す」

「月の理想論は敗北したわけだね」

「そうだ。月はかぐや姫には勝ったが、月の理想論は敗北したのだ」

「じゃあ嫁さんにしたい理想論はどうなんだ?」

「実は、理想論に対して、絶対に解決できない別の理想論をかぐや姫はぶつけて理想対決になってしまった。かぐや姫は絶対に勝てると思って実行したが結果として不幸を量産した。つまり、姫を嫁にできなかった求婚者は敗北したが、同時にかぐや姫も制御不能の不幸を生産してしまったという意味でやはり敗者になっているのだ」

「じゃあなんだ?」

「かぐや姫としては、捨丸にいちゃんの手下をやっているときが最も幸せだった。しかしね。育ての親を裏切れなかったから都に行ったが、結果として捨丸にいちゃんは他の女と結婚して子供まで作ってしまった。育ての親も裏切れないという理想論が、結果として誰の降伏も招いていないのだ」

「結局理想ってなんだい?」

「かぐや姫が裏庭に作った箱庭庭園のようなものだな。作り事の嘘っぱちだ」

「じゃあ、箱庭庭園を否定すればいいわけ?」

「そうでもない。結局人は箱庭庭園にすがるわけで、結局箱庭庭園は復活してしまう。作中でもちゃんと最後に復活した箱庭庭園が描かれている」

「じゃあ結局まとめるとどうなんだ?」

「本音ではない理想論をいかに上手く取り繕ったところで幸せになれないってことではないかな。意外とそれが高畑監督の本音かもしれない」

「それは過去の高畑監督が理想論に走りすぎて結果としてずっこけたという意味かい?」

「さあな。それは知らないよ。ただ、となりの山田くんは企画が理屈に走りすぎて観客に何がいいのか伝わらなかったという問題はあるかもしれない」

「えー」

オマケ §

「もっとミーハー的な感想も言えよ。理屈に走りすぎだ」

「じゃあ言おう。乳出し映画。尻出し映画」

「それだけ?」

「やはりちんちくりんの侍女が可愛いよね」

「あれがいいのか?」

「実はかぐや姫の本当の味方少ないのだ。身近にあって最初から最後まで支えたのはあの侍女だと言える」

「そんなに?」

「ずっと側にいるし、桜の枝は持ってきてくれるし、最後に月からの使いに子供を引き連れて登場して一矢報いたのはあのちんちくりんの侍女だからな。ある意味で、人類最強だった」

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