「ない、ない空中戦艦大和の存在感が無いっ! なんてことだ!」
「全く無いの?」
「良く見ると空中戦艦大和艦載機飛燕の側面図が1枚だけ載っているから、空中戦艦大和という言葉は載っていた」
「いいのかそれで」
感想 §
「今回のこれは、ともかく何が何やら全く理解できなかった」
「ネタ不明?」
「もちろんガトーの台詞とかソーとか個別のネタは分かるよ」
「それで? 何が分からないの?」
「この立体物が何を表現しているのか」
「ふーん、それでサジを投げたわけ?」
「今回は縁が無かったと思ってサジを投げようかと思ったよ」
「そうか」
「でもね。解説文の最後にコクピットが面一(ツライチ)という言葉を見て首を捻った」
「なんで?」
「山ほど写真があるのに、みんな側面で、コクピットが見えないの」
「そうか。探しまくったんだね?」
「そうそう。そうしたら解説文の横に小さな写真が1枚だけあったの。まさに面一のコクピット」
「だからどうした」
「これを見たら分かった。このコクピットはどういう意図でこうなっているのかすぐ分かった」
「それでコクピットだけ分かったんだね?」
「いや、全体が分かった。全体が実に良く出来た素晴らしいデザインだと理解できた。これは1つの明確な方向性を持ってこうなっていることが分かった。分かってないけど分かった」
「なんだそりゃ」
「これを的確に言葉で説明できる自信はないが、これが1つの方向性を持ってデザインされた1つの価値感であることは感覚的に分かった」