2014年08月16日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 919 count

ヤマト1974における古代守のイスカンダル登場は本当に唐突なのか?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「実は今になってハッと気付いたことがある」

「なんだよ」

「以下の2点の関連性だ」

  • ヤマトはオクトパス星団でガミラス艦を攻撃せずに行かせている
  • スターシャは古代守が乗っていたのはガミラスのロケットだと言っている (正確にはロケットであるはずがない。ロケットでは太陽系からイスカンダルまで行けない)

「つまりなんだ?」

「オクトパス星団のガミラス艦は【戦艦ではない】と沖田が言っているが、昔は巡洋艦や駆逐艦のような補助艦艇かと思ったのだが、本来の設定は病院船だ。そして画面上で見ても武装は付いていない。おそらく【戦艦ではない】の正しい意味は【戦闘艦ではない】であって、あれは非武装船だったのだ。おそらく病院船と考えて矛盾は無い」

「それで?」

「【戦艦ではない】という表現は実際には正しくなかった。そして、【ロケット】という表現も正しくない。ならば【(仮称)ロケット】の正体はなんだ?」

「正体? 病院船ではないかってこと?」

「それは前半。イスカンダルの近くを漂流していた自国の難破船を放置しておくとは思えない。イスカンダルはガミラスの目の前なのだ」

「つまりなんだい?」

「病院船はガミラスが自ら撃破したと思った方が筋が通る」

「自分で撃破した宇宙艦なら自分で共助しないわけだね」

「そうだ。だからスターシャが救助する必要があった」

「うーん、まだ話が見えないな」

「つまりだね。オクトパス星団でヤマトとすれ違った病院船は、その時点で古代守を乗せているはずがない。まだ太陽系には達していないのだからね。では、すれ違ったとき古代守はどこにいたのか」

「どこ?」

「まだ太陽系にいたはずだ」

「えー。太陽系のどこだよ」

「冥王星基地のどこかではないか」

「あれは水没しはずだろう?」

「全てが水没したとは思えない。どう考えても、施設の一部は高台に作るからだ」

「なぜそう思うの?」

「軍人は丘が好きだからだ。可能なら丘を占拠したがる。防衛に有利だからだ」

「えー」

「しかも、古代達も高台に立って洪水を回避している。古代達に立てたのだ。ガミラス兵にも立てるはずだ」

「でも、艦隊は脱出したよ」

「艦隊は低地にあったので、離床させる必要がある。しかし、全員が艦隊に乗ったとも思えない。それだけの時間的なゆとりは無いのだ」

「既に古代守がガミラスに捕まっていたことは確実?」

「そうだ。タイタンのゆきかぜに古代守は既にいなかったのだ」

「なるほど……」

「そこから導かれる第1の結論は以下の通り」

  • ヤマトが冥王星基地を撃破したとき、古代守はそこにいた

「第1の結論ってことは先が長そうだね」

「そうだ。古代守はもともと高台の施設にいたか、あるいは他の傷病者と一緒に移動させられた」

「そして病院船を待つわけだね」

「次の問題は病院船の出発地と任務だ」

「任務は生き残りガミラス兵の救出だろう?」

「そうだ。しかし、ガミラス本星に戻ることは許されなかった。なぜだろう?」

「はて? ガミラス本星が送り出した病院船なら、帰ってくるのが当たり前に思えるけれど」

「そこだ。つまり、あの病院船はガミラス本星が送り出していない」

「えっ?」

「おそらくバランのゲールが送り出した病院船だ」

「それに意味があるの?」

「そうだ。実は【戦って死ね】という命令はゲールを飛ばして総統府からシュルツに直接飛んでいる。だから、ゲールはその命令を知らない。知らないから、ゲールはシュルツの部下を助けようとして病院船を派遣した。ゲールの任務はシュルツの後方支援なのだ」

「ゲールって病院船を派遣するほど良い人だっけ?」

「違う違う。逆逆。本当なら手厚い護衛と増援を付けて冥王星に行かせるべき。それなのに非武装の病院船1隻というのが、ゲールの手抜きっぷり」

「ひ~」

「つまりそこから分かる第2の結論は以下の通り」

  • 病院船はバランのゲールが派遣した
  • しかし病院船はバランには戻らなかった。重病者が多く、ガミラス本星に移送する必要があった
  • ガミラス本星は【戦って死ね】という命令に反する冥王星残存兵士の受け入れを拒否し、病院船を撃破した

「分かった。つまり、冥王星残存兵士に混ざって古代守もいたわけだね?」

「そうだ。既に重病者は区別されていなかったのだろう。どうせ古代守も冥王星前線基地の兵士も肌は肌色で区別が付きにくい」

「でもさ。運良く古代守だけ生き残るのは虫が良すぎないか?」

「そこだっ! そこで第3の結論が出てくるのだ」

「まさかっ! まだあるのか!」

「実は古代守だけが生存者だとは一言も言っていない。生存ガミラス人は、ガミラスが引き取ったと思われる。改めて銃殺するためだ」

「分かったぞ。古代守は【生存ガミラス人】ではないのだね?」

「そうだ。ガミラス人はガミラスに引き渡すというのは筋が通っているのでスターシャも実行したのだろう。しかし、地球人を引き渡すことまでは筋が通らない」

「それが第3の結論だね?」

「そうだ」

  • 生存者のうちガミラス人はガミラスに引き渡されている
  • 古代守はガミラス人ではないので、引き渡す必要が無い。むしろ、引き渡しを拒否された可能性もある

「なるほど」

病院船が戻ったタイミング §

「病院船がバランに戻らなかった理由として、実はバラン基地壊滅後、という状況が想定できる」

「まさか」

「ガミラス艦はヤマトを越える圧倒的な速度で航行できる。そうしないと筋が通らない。だから、太陽系での救助活動に時間を費やし、その後で戻ればバラン基地壊滅後かもしれない」

「でも、イスカンダルでは先行されたよ」

「だからさ。その場合はバランからサンザーの間のどこかで病院船はヤマトを追い越している」

「分かったぞ。七色星団でレーダーを壊されている間に通過してしまったのだね」

「そこまでは断言ができないけどね。バランに戻らなかった理由が本当に基地壊滅かも分からないし」

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「実は今になってハッと気付いたことがある」

「なんだよ」

「以下の2点の関連性だ」

  • ヤマトはオクトパス星団でガミラス艦を攻撃せずに行かせている
  • スターシャは古代守が乗っていたのはガミラスのロケットだと言っている (正確にはロケットであるはずがない。ロケットでは太陽系からイスカンダルまで行けない)

「つまりなんだ?」

「オクトパス星団のガミラス艦は【戦艦ではない】と沖田が言っているが、昔は巡洋艦や駆逐艦のような補助艦艇かと思ったのだが、本来の設定は病院船だ。そして画面上で見ても武装は付いていない。おそらく【戦艦ではない】の正しい意味は【戦闘艦ではない】であって、あれは非武装船だったのだ。おそらく病院船と考えて矛盾は無い」

「それで?」

「【戦艦ではない】という表現は実際には正しくなかった。そして、【ロケット】という表現も正しくない。ならば【(仮称)ロケット】の正体はなんだ?」

「正体? 病院船ではないかってこと?」

「それは前半。イスカンダルの近くを漂流していた自国の難破船を放置しておくとは思えない。イスカンダルはガミラスの目の前なのだ」

「つまりなんだい?」

「病院船はガミラスが自ら撃破したと思った方が筋が通る」

「自分で撃破した宇宙艦なら自分で共助しないわけだね」

「そうだ。だからスターシャが救助する必要があった」

「うーん、まだ話が見えないな」

「つまりだね。オクトパス星団でヤマトとすれ違った病院船は、その時点で古代守を乗せているはずがない。まだ太陽系には達していないのだからね。では、すれ違ったとき古代守はどこにいたのか」

「どこ?」

「まだ太陽系にいたはずだ」

「えー。太陽系のどこだよ」

「冥王星基地のどこかではないか」

「あれは水没しはずだろう?」

「全てが水没したとは思えない。どう考えても、施設の一部は高台に作るからだ」

「なぜそう思うの?」

「軍人は丘が好きだからだ。可能なら丘を占拠したがる。防衛に有利だからだ」

「えー」

「しかも、古代達も高台に立って洪水を回避している。古代達に立てたのだ。ガミラス兵にも立てるはずだ」

「でも、艦隊は脱出したよ」

「艦隊は低地にあったので、離床させる必要がある。しかし、全員が艦隊に乗ったとも思えない。それだけの時間的なゆとりは無いのだ」

「既に古代守がガミラスに捕まっていたことは確実?」

「そうだ。タイタンのゆきかぜに古代守は既にいなかったのだ」

「なるほど……」

「そこから導かれる第1の結論は以下の通り」

  • ヤマトが冥王星基地を撃破したとき、古代守はそこにいた

「第1の結論ってことは先が長そうだね」

「そうだ。古代守はもともと高台の施設にいたか、あるいは他の傷病者と一緒に移動させられた」

「そして病院船を待つわけだね」

「次の問題は病院船の出発地と任務だ」

「任務は生き残りガミラス兵の救出だろう?」

「そうだ。しかし、ガミラス本星に戻ることは許されなかった。なぜだろう?」

「はて? ガミラス本星が送り出した病院船なら、帰ってくるのが当たり前に思えるけれど」

「そこだ。つまり、あの病院船はガミラス本星が送り出していない」

「えっ?」

「おそらくバランのゲールが送り出した病院船だ」

「それに意味があるの?」

「そうだ。実は【戦って死ね】という命令はゲールを飛ばして総統府からシュルツに直接飛んでいる。だから、ゲールはその命令を知らない。知らないから、ゲールはシュルツの部下を助けようとして病院船を派遣した。ゲールの任務はシュルツの後方支援なのだ」

「ゲールって病院船を派遣するほど良い人だっけ?」

「違う違う。逆逆。本当なら手厚い護衛と増援を付けて冥王星に行かせるべき。それなのに非武装の病院船1隻というのが、ゲールの手抜きっぷり」

「ひ~」

「つまりそこから分かる第2の結論は以下の通り」

  • 病院船はバランのゲールが派遣した
  • しかし病院船はバランには戻らなかった。重病者が多く、ガミラス本星に移送する必要があった
  • ガミラス本星は【戦って死ね】という命令に反する冥王星残存兵士の受け入れを拒否し、病院船を撃破した

「分かった。つまり、冥王星残存兵士に混ざって古代守もいたわけだね?」

「そうだ。既に重病者は区別されていなかったのだろう。どうせ古代守も冥王星前線基地の兵士も肌は肌色で区別が付きにくい」

「でもさ。運良く古代守だけ生き残るのは虫が良すぎないか?」

「そこだっ! そこで第3の結論が出てくるのだ」

「まさかっ! まだあるのか!」

「実は古代守だけが生存者だとは一言も言っていない。生存ガミラス人は、ガミラスが引き取ったと思われる。改めて銃殺するためだ」

「分かったぞ。古代守は【生存ガミラス人】ではないのだね?」

「そうだ。ガミラス人はガミラスに引き渡すというのは筋が通っているのでスターシャも実行したのだろう。しかし、地球人を引き渡すことまでは筋が通らない」

「それが第3の結論だね?」

「そうだ」

  • 生存者のうちガミラス人はガミラスに引き渡されている
  • 古代守はガミラス人ではないので、引き渡す必要が無い。むしろ、引き渡しを拒否された可能性もある

「なるほど」

病院船が戻ったタイミング §

「病院船がバランに戻らなかった理由として、実はバラン基地壊滅後、という状況が想定できる」

「まさか」

「ガミラス艦はヤマトを越える圧倒的な速度で航行できる。そうしないと筋が通らない。だから、太陽系での救助活動に時間を費やし、その後で戻ればバラン基地壊滅後かもしれない」

「でも、イスカンダルでは先行されたよ」

「だからさ。その場合はバランからサンザーの間のどこかで病院船はヤマトを追い越している」

「分かったぞ。七色星団でレーダーを壊されている間に通過してしまったのだね」

「そこまでは断言ができないけどね。バランに戻らなかった理由が本当に基地壊滅かも分からないし」

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