2014年10月14日
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ヤマト2199追憶の航海・いや違うなEX178は【ネタバレ注意】

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「ああそうか。おいらもまだ引っ張られていた」

「なんだよ」

「追憶の航海でEX178は反乱軍という解釈なんだよ」

「なんで?」

「あまり複雑な設定は持ち込めないので。メルダの立場は基本的に変更されない。だから最初から反乱軍なんだ。従って、EX178も反乱軍の船。証拠は肌色の艦長が指揮している。そして、問答無用にワープアウトしたガミラス艦からEX178が撃沈される理由は反乱軍だから」

「いきなり味方を撃沈する描写はそういう解釈か」

「だからメルダとエリーサはもともと同志。実はディッツも反乱軍。正体を隠して高官をやっている。だから、それを知っているゼーリックはデスラー暗殺の罪をディッツになすりつけようとした」

「ドメルは?」

「ドメルはデスラーに気に入られている。しかし、ドメル自身がデスラー好きかというと、そこは分からない。あくまで命令ならヤマトを討ってくるという立場を崩さない」

「まさかと思うが」

「そうだ。墓場で奥さんと会っているが、息子の話が一切出てこない。実は反乱軍の密談だったという可能性もある」

「そこも解釈が違うわけだね」

「そうすると、ひらすら【バレラスは変わった】しか言わないドメルの意味が見えてくる」

オマケ §

「追憶の航海は100点満点で180点あげてもいい」

「それは上げすぎ。そもそもなんでそこまで高得点なんだよ」

「以下の3点が全て成立しているからだ」

  • ヤマト2199ファンの思い入れを裏切らない
  • 旧作ヤマトファンの思い入れを裏切らない
  • 筋の通った1本の映画にする

「それが凄いことなの?」

「そうだ。全部達成目標が違う。通常、1本の映画をきちんと作り上げることを100点とすれば、条件さえ揃えば100点は難しくはない。才能のある人間と予算を集めれば可能だ。しかし、それに条件が付加されると急にハードルが上がる」

「リメイクの難しさだね」

「そう。たとえばWXIIIという映画があって良く出来ているし好きではあるが、同じ水準には達していない」

「なんで?」

「ロボットアクションが好きでシリーズを見てきたファンの心まではフォローできていないからだ」

「その人達の評価は低いってことだね」

「そうだ。しかし、追憶の航海の場合、基本的なラインは2199から変更されておらず、主要なキャラクターはほとんど顔を見せる。あのシーンが無いという苦情はあっても、100%の致命傷にはならない。2199は肯定されているからだ」

「そうか」

「しかし、それはそれとして、【こんなの2199じゃない】という意見が出てくるのも良く分かる」

「なぜ?」

「以下の3要素のうち、下の2つは2199の要素ではないからだ」

  • ヤマト2199ファンの思い入れを裏切らない
  • 旧作ヤマトファンの思い入れを裏切らない
  • 筋の通った1本の映画にする

「2199は肯定されているが、2199ではない要素も含まれるってことだね」

「しかし、それらは2199的な要素と喧嘩する形で挿入されているわけではなく、あくまで無理なく馴染む形でスムーズに挿入されている」

「それにも関わらず一部の要素は喧嘩しちゃうわけだね」

「そうだ。追憶の航海解釈と相反する描写がTVシリーズには存在するからだ」

「で、君はどっちを取る?」

「追憶の航海」

「TVシリーズを否定する理由は?」

「TVシリーズは足し算でできているが、追憶の航海は引き算でできているからだ」

「は?」

「引き算って言葉は、BDのオーディオコメンタリーに出てきたら間違った言い方ではないと思うよ」

「全部聞いた?」

「それはまだだ」

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Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「ああそうか。おいらもまだ引っ張られていた」

「なんだよ」

「追憶の航海でEX178は反乱軍という解釈なんだよ」

「なんで?」

「あまり複雑な設定は持ち込めないので。メルダの立場は基本的に変更されない。だから最初から反乱軍なんだ。従って、EX178も反乱軍の船。証拠は肌色の艦長が指揮している。そして、問答無用にワープアウトしたガミラス艦からEX178が撃沈される理由は反乱軍だから」

「いきなり味方を撃沈する描写はそういう解釈か」

「だからメルダとエリーサはもともと同志。実はディッツも反乱軍。正体を隠して高官をやっている。だから、それを知っているゼーリックはデスラー暗殺の罪をディッツになすりつけようとした」

「ドメルは?」

「ドメルはデスラーに気に入られている。しかし、ドメル自身がデスラー好きかというと、そこは分からない。あくまで命令ならヤマトを討ってくるという立場を崩さない」

「まさかと思うが」

「そうだ。墓場で奥さんと会っているが、息子の話が一切出てこない。実は反乱軍の密談だったという可能性もある」

「そこも解釈が違うわけだね」

「そうすると、ひらすら【バレラスは変わった】しか言わないドメルの意味が見えてくる」

オマケ §

「追憶の航海は100点満点で180点あげてもいい」

「それは上げすぎ。そもそもなんでそこまで高得点なんだよ」

「以下の3点が全て成立しているからだ」

  • ヤマト2199ファンの思い入れを裏切らない
  • 旧作ヤマトファンの思い入れを裏切らない
  • 筋の通った1本の映画にする

「それが凄いことなの?」

「そうだ。全部達成目標が違う。通常、1本の映画をきちんと作り上げることを100点とすれば、条件さえ揃えば100点は難しくはない。才能のある人間と予算を集めれば可能だ。しかし、それに条件が付加されると急にハードルが上がる」

「リメイクの難しさだね」

「そう。たとえばWXIIIという映画があって良く出来ているし好きではあるが、同じ水準には達していない」

「なんで?」

「ロボットアクションが好きでシリーズを見てきたファンの心まではフォローできていないからだ」

「その人達の評価は低いってことだね」

「そうだ。しかし、追憶の航海の場合、基本的なラインは2199から変更されておらず、主要なキャラクターはほとんど顔を見せる。あのシーンが無いという苦情はあっても、100%の致命傷にはならない。2199は肯定されているからだ」

「そうか」

「しかし、それはそれとして、【こんなの2199じゃない】という意見が出てくるのも良く分かる」

「なぜ?」

「以下の3要素のうち、下の2つは2199の要素ではないからだ」

  • ヤマト2199ファンの思い入れを裏切らない
  • 旧作ヤマトファンの思い入れを裏切らない
  • 筋の通った1本の映画にする

「2199は肯定されているが、2199ではない要素も含まれるってことだね」

「しかし、それらは2199的な要素と喧嘩する形で挿入されているわけではなく、あくまで無理なく馴染む形でスムーズに挿入されている」

「それにも関わらず一部の要素は喧嘩しちゃうわけだね」

「そうだ。追憶の航海解釈と相反する描写がTVシリーズには存在するからだ」

「で、君はどっちを取る?」

「追憶の航海」

「TVシリーズを否定する理由は?」

「TVシリーズは足し算でできているが、追憶の航海は引き算でできているからだ」

「は?」

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「全部聞いた?」

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