
                    
                    
                    未来兵器BEM §
                     敵日本軍が戦場に投入したロボット歩兵。
                     巨大な目が不気味なので、我が軍はビッグ・アイド・モンスターと呼んでいる。
                     一方で、攻撃をためらう効果を狙って敵日本軍が開発したと言われる美少女型歩兵ロボの姿は未だに確認されていない。
                    
                    
                    解説 §
                    「どうやって作ったんだ?」
                    「余っていて持てあましていたガシャポンのフィギュアがいくつかあったので、これを改造してみた。昔のTo Heartのフィギュアだな。手で持っている傘はガンプラの銃に交換してある。横の黒い武器も同じ。あとは全面的にリペイントしてある。ただし、剥き出しの肌と顔だけはいじていない」
                    「なぜBEMなの?」
                    「ミリタリーフィギュア的な塗り方をしているだろう?」
                    「うん」
                    「そうすると、普通のミリタリーフィギュアとの差が大きく分かる。目が大きいんだ」
                    「それで?」
                    「だからビッグアイと思ったが、そこまで来るとビッグ・アイド・モンスター(BEM)という言葉に直結してくる。そこで、戦場では敵から【目が大きい怪物に見えた】という解釈をしてみた。戦場では誤認が付きものだからね」
                    「ひ~」
                    「一度【目が大きい怪物】と刷り込まれてしまえば、敵は誰が見てもそう見えるだろう、しかし、陸上自衛隊側はあくまで美少女型で可愛いつもりだ。綺麗さっぱりすれ違っているという皮肉を楽しむ模型だ」