2015年03月29日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 887 count

感想・ヤマト音楽も素晴らしかった宮川彬良のせたがや音楽研究所 PRESENTS『宮川泰まつり』

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「宮川音楽は素晴らしい、と言う言葉は正しいが間違っていることを納得した」

「意味が分からないよ」

「今回の演奏会の特徴はいくつかあるのだが、宮川泰まつりの意味を第1部では主にザ・ピーナッツとして捉え、第2部では主に宇宙戦艦ヤマトとして捉えている。しかし、締めはザ・ピーナッツとカウント・ベイシーなので、どちらかといえば、ザ・ピーナッツの比重の方が大きい」

「それにどんな意味があるわけ?」

「宮川音楽は素晴らしかったが、それを【宇宙戦艦ヤマト音楽】と限定的に捉えるならば間違いだ。ザ・ピーナッツの曲も素晴らしいよ」

「なるほど。ヤマト音楽に限定して、復活篇DCに対して【宮川音楽は素晴らしい】というなら、それは敵を作る行為だというわけだね」

「そうだな。それは危険な言葉だ」

「では君はヤマトの音楽が好きでヤマト側の立場ではないのかい?」

「いいや。子供の頃にシャボン玉ホリーでを見ていたザ・ピーナッツ側の人間でもあるのだよ」

「じゃあ、両方あって当たり前という立場なのだね?」

「その通りだ」

「ヤマト音楽に限って質問したい。内容はどうだった?」

「宇宙戦艦ヤマトJAZZ(インスト)、コスモタイガー(ワンダバ抜き、インスト)、宇宙戦艦ヤマト主題歌(ささきいさお歌)、真っ赤なスカーフ(ささきいさお歌)だった」

「感想は?」

「ささきいさおの歌声にはやはり老いが感じられるが年齢を考えれば破格に若いとも言える」

「うーむ」

「しかし、ビッグバンドでやる宇宙戦艦ヤマトJAZZは本来のヤマト音楽臭さが濃厚で好感した」

「本来はオーケストラでやる音楽じゃないってことだね」

「そうだ。途中からオーケストラメインに変化していくが、交響組曲は本来ビッグバンドだ」

「では良かったわけだね?」

「最高だ」

ポイントはどこか §

「本来ヤマトは開かれたものであるはずだ」

「その意味は?」

「ヤマトは様々な世界への扉を開く。宇宙に興味を持っても良いし、音楽に興味を持っても良い。沈んだ戦艦大和に興味を持ってそのまま歴史に興味を持っても良い。ところが普通のオタクは開かれていない。コンテンツを消費して自己完結してしまう。これは健全ではない」

「それで?」

「実は、ヤマト2199というタイトルはあまり開かれていない。取りあえず、ブルーレイとプラモデルと美少女フィギュアを買っておしまい。これでは、ヤマト境界を踏み越えて別の世界に入っていけない」

「でも、もともと本来のヤマトは開かれていたのだね?」

「そうだ。ヤマトの宇宙は現実と地続きなのだ」

「それで?」

「今日のコンサートにはヤマト2199の存在感は何も無かった。しかし、のびのびと音を楽しむことができて、舞台の上の人達のノリノリだった」

「つまりなんだい?」

「今や、ヤマト2199というタイトルはヤマトというコンテンツに対して重苦しい拘束具として機能しているだけではないか。そんな気がしたよ」

「それはこのコンサートで思い付いた話かい?」

「いいや、前から感じていたが、このコンサートで同じようなことを感じてしまったのだ」

「つまり、本来ならヤマトを起点にザ・ピーナッツに至る経路があってもいいわけだね?」

「そうだ。だが、ヤマト2199という文脈に入ってしまうと、そういう経路は閉ざされてしまう。ヤマトだけで完結しようとする」

「でも、【宮川音楽は素晴らしい】と言うなら、ヤマトを経由してザ・ピーナッツに至っても当たり前なんだね?」

「そこに行くかどうかは、その人それぞれだ。だが、そこに行く自由はあってしかるべきだ」

「君は行きたいわけだね?」

「そうだ。中尾ミエ、伊東ゆかりを左右に従え、中央で堂々と歌うささきいさおの勇姿。あれを肯定したいと思ったら、その自由は必須だ」

「なんで?」

「その歌はヤマトではなくザ・ピーナッツだったからだ」

「ひぃ~」

「当然、ささきいさおが好きと言ったときにゴレンジャー等も含まれるので、ヤマトの歌を歌っているか否かかは本質ではない」

「他の歌でも、ささきいさお好きの魂は震えるわけだね」

「そうだ」

「では、君はヤマトは無くてもいいのかい?」

「そう言っているわけではないよ。ヤマトを起点にどこにでも行きたいとことろに行ける自由があってしかるべきだと思うだけだ」

「具体的には?」

「たとえばね。宇宙戦艦ヤマト2199で分かる天文学という本があるけれど、存在そのものを知らないヤマトファンも多い。これなどは、ヤマトから別の世界に出て行くための本だが、そのための経路としてはあまり有効に機能していない」

「知らなければ利用されないわけだね」

カウント・ベイシーとは §

「それで、カウント・ベイシーってなに?」

「ジャズの人」

「なんでカウント・ベイシーなの?」

「会場になったこのホールでカウント・ベイシーの演奏を宮川泰が聞いたことがあるそうだ」

「えーと。なんですらすらとカウント・ベイシーを説明できるの?」

「会場の件は会場で説明された話だ。参加者はみんな知ってる」

「いや、カウント・ベイシーって名前がすらすら出てくる理由さ」

「昔、カウント・ベイシーのCDを1枚買ったことがあるんだ」

「なんでだよ」

「ベニー・グッドマン物語が良かったので、ベニー・グッドマンのCDを買って見たのだけど、同時に何か1枚と思ってたまたま買ったのがカウント・ベイシーのCDだった」

「それでポイントはどこ?」

「あのカウント・ベイシー・オーケストラが、なんと自転車で行ける距離でコンサートをやったことがあり、その時は宮川泰が聞いていたというのが頭がクラクラするほど衝撃的だったよ」

「ヤマトは関係ねえ」

「でも、ヤマトが縁で開かれた世界だ」

「縁結びのヤマトという機能性が良いわけだね」

「ヤマトは目的ではなく、触媒。そう扱った方が面白い」

「ゴミのようなグッズを売りつけることだけがヤマトの機能ではないわけだね」

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同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

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キーワード【 トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト
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28日
ヤマトよ永遠に・中間補給基地の残念
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「宮川音楽は素晴らしい、と言う言葉は正しいが間違っていることを納得した」

「意味が分からないよ」

「今回の演奏会の特徴はいくつかあるのだが、宮川泰まつりの意味を第1部では主にザ・ピーナッツとして捉え、第2部では主に宇宙戦艦ヤマトとして捉えている。しかし、締めはザ・ピーナッツとカウント・ベイシーなので、どちらかといえば、ザ・ピーナッツの比重の方が大きい」

「それにどんな意味があるわけ?」

「宮川音楽は素晴らしかったが、それを【宇宙戦艦ヤマト音楽】と限定的に捉えるならば間違いだ。ザ・ピーナッツの曲も素晴らしいよ」

「なるほど。ヤマト音楽に限定して、復活篇DCに対して【宮川音楽は素晴らしい】というなら、それは敵を作る行為だというわけだね」

「そうだな。それは危険な言葉だ」

「では君はヤマトの音楽が好きでヤマト側の立場ではないのかい?」

「いいや。子供の頃にシャボン玉ホリーでを見ていたザ・ピーナッツ側の人間でもあるのだよ」

「じゃあ、両方あって当たり前という立場なのだね?」

「その通りだ」

「ヤマト音楽に限って質問したい。内容はどうだった?」

「宇宙戦艦ヤマトJAZZ(インスト)、コスモタイガー(ワンダバ抜き、インスト)、宇宙戦艦ヤマト主題歌(ささきいさお歌)、真っ赤なスカーフ(ささきいさお歌)だった」

「感想は?」

「ささきいさおの歌声にはやはり老いが感じられるが年齢を考えれば破格に若いとも言える」

「うーむ」

「しかし、ビッグバンドでやる宇宙戦艦ヤマトJAZZは本来のヤマト音楽臭さが濃厚で好感した」

「本来はオーケストラでやる音楽じゃないってことだね」

「そうだ。途中からオーケストラメインに変化していくが、交響組曲は本来ビッグバンドだ」

「では良かったわけだね?」

「最高だ」

ポイントはどこか §

「本来ヤマトは開かれたものであるはずだ」

「その意味は?」

「ヤマトは様々な世界への扉を開く。宇宙に興味を持っても良いし、音楽に興味を持っても良い。沈んだ戦艦大和に興味を持ってそのまま歴史に興味を持っても良い。ところが普通のオタクは開かれていない。コンテンツを消費して自己完結してしまう。これは健全ではない」

「それで?」

「実は、ヤマト2199というタイトルはあまり開かれていない。取りあえず、ブルーレイとプラモデルと美少女フィギュアを買っておしまい。これでは、ヤマト境界を踏み越えて別の世界に入っていけない」

「でも、もともと本来のヤマトは開かれていたのだね?」

「そうだ。ヤマトの宇宙は現実と地続きなのだ」

「それで?」

「今日のコンサートにはヤマト2199の存在感は何も無かった。しかし、のびのびと音を楽しむことができて、舞台の上の人達のノリノリだった」

「つまりなんだい?」

「今や、ヤマト2199というタイトルはヤマトというコンテンツに対して重苦しい拘束具として機能しているだけではないか。そんな気がしたよ」

「それはこのコンサートで思い付いた話かい?」

「いいや、前から感じていたが、このコンサートで同じようなことを感じてしまったのだ」

「つまり、本来ならヤマトを起点にザ・ピーナッツに至る経路があってもいいわけだね?」

「そうだ。だが、ヤマト2199という文脈に入ってしまうと、そういう経路は閉ざされてしまう。ヤマトだけで完結しようとする」

「でも、【宮川音楽は素晴らしい】と言うなら、ヤマトを経由してザ・ピーナッツに至っても当たり前なんだね?」

「そこに行くかどうかは、その人それぞれだ。だが、そこに行く自由はあってしかるべきだ」

「君は行きたいわけだね?」

「そうだ。中尾ミエ、伊東ゆかりを左右に従え、中央で堂々と歌うささきいさおの勇姿。あれを肯定したいと思ったら、その自由は必須だ」

「なんで?」

「その歌はヤマトではなくザ・ピーナッツだったからだ」

「ひぃ~」

「当然、ささきいさおが好きと言ったときにゴレンジャー等も含まれるので、ヤマトの歌を歌っているか否かかは本質ではない」

「他の歌でも、ささきいさお好きの魂は震えるわけだね」

「そうだ」

「では、君はヤマトは無くてもいいのかい?」

「そう言っているわけではないよ。ヤマトを起点にどこにでも行きたいとことろに行ける自由があってしかるべきだと思うだけだ」

「具体的には?」

「たとえばね。宇宙戦艦ヤマト2199で分かる天文学という本があるけれど、存在そのものを知らないヤマトファンも多い。これなどは、ヤマトから別の世界に出て行くための本だが、そのための経路としてはあまり有効に機能していない」

「知らなければ利用されないわけだね」

カウント・ベイシーとは §

「それで、カウント・ベイシーってなに?」

「ジャズの人」

「なんでカウント・ベイシーなの?」

「会場になったこのホールでカウント・ベイシーの演奏を宮川泰が聞いたことがあるそうだ」

「えーと。なんですらすらとカウント・ベイシーを説明できるの?」

「会場の件は会場で説明された話だ。参加者はみんな知ってる」

「いや、カウント・ベイシーって名前がすらすら出てくる理由さ」

「昔、カウント・ベイシーのCDを1枚買ったことがあるんだ」

「なんでだよ」

「ベニー・グッドマン物語が良かったので、ベニー・グッドマンのCDを買って見たのだけど、同時に何か1枚と思ってたまたま買ったのがカウント・ベイシーのCDだった」

「それでポイントはどこ?」

「あのカウント・ベイシー・オーケストラが、なんと自転車で行ける距離でコンサートをやったことがあり、その時は宮川泰が聞いていたというのが頭がクラクラするほど衝撃的だったよ」

「ヤマトは関係ねえ」

「でも、ヤマトが縁で開かれた世界だ」

「縁結びのヤマトという機能性が良いわけだね」

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