2015年06月03日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 684 count

宇宙戦艦ヤマトと境界のRINNEと鬼灯の冷徹と死神くんはどう関係するのか?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「普通に考えると以下の作品群に関連性はあまり見出せない」

  • 宇宙戦艦ヤマト
  • 境界のRINNE
  • 鬼灯の冷徹
  • 死神くん

「どうすると関連性が見出せるの?」

「宇宙戦艦ヤマトのテーマは【死】である捉え直すと、あらゆる宇宙戦闘アニメは地平線の彼方に沈んでヤマトとの関連性を見出せなくなる。その代わりに浮上してくるのが、これらの作品群というわけだ」

「先に死ぬことだけが決まっていると揶揄されるヤマト初期案も、死がテーマなら話が変わってくるわけだね」

「そうだ。死は前提。その上で、死にドラマを与えるなら、誰がどこで死ぬか決まっていないとならない。必然では無く前提なんだ」

「死を伝えに来る死神くんは、前提としての死を伝えに来るわけだね」

「そうだ。ドラマの始まりは死の確定。結果ではないんだ」

オマケ §

Subject: なぜヤマト2199は悲壮感が足りないと批判されるのか

Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20150512090431

名前: めとろん

本文:

トーノ様 こんばんは。

仰る様に地球・ガミラス・イスカンダルについては2199は大幅に悲壮感が減っていますね。

1974では地球やガミラスの様にその星の存亡を賭けて最後まで抗うのか、それともスターシァの様に星と運命を共にするのか、といったところが「悲壮感」と置き換えられているのかもしれません。

2199でもシュルツ、ガンツやヤマトに潜入した特務小隊の連中は、死が精神的に衝撃であるというよりも、カッコよく華々しく散っていますね。伊東やギムレーの死もそうです。

決して死を美化するつもりは無いのでしょうけど。

親衛隊のオルタリア大虐殺をあれだけ随所に放映しても(しかもガミラス国歌付き)あまり悲壮感といったものが感じられません。

2199でも例えば根本・杉山の死にもっと衝撃を持たせていれば、もう少し「悲壮感」と言われるものが出たのでしょうか...(違

「シュルツとガンツの問題について言えば、かなり重要度が高いと思っていた【ガンツ泣き】が2199では無かったのが痛い」

「ガンツ泣きってなに?」

「シュルツの我らの前に勇士なし……の演説中に泣いているガンツ」

「他には?」

「やはり【ゲール音頭】」

「【ゲール音頭】ってなに?」

「自爆装置を使うと言われてオーバーなアクションで驚くゲール」

「ゲール、ドメルの旗艦に載ってすらいなかったね」

「根本杉山に関しては何かあるかい?」

「結局、生身で乗り込むシチュエーションが戦闘機で飛び回るようになり、身体的な危機感が薄れてしまったのは残念だ。残念だが身体的な危機感の消失は今どきのアニメが持つ典型的な病理だ。というか、今どきの世代のスタッフには真に身体的な演技は描き得ないものだろう。特殊な別格の才能以外では」

「じゃあ質問を変えよう。伊東の死はどう思う?」

「死んだと思われていた反乱分子が死んだところで、地球の運命とは関係ないからインパクトがないね」

「ギムレーは?」

「デスラー砲爆破のとばっちりで死んだだけなので、これもインパクトが薄いね。別に何かを得るために体を投げ出したわけでは無い」

「体を投げ出す値打ちは無いわけだね」

「1人1人が思うことは愛するキャラのためだけでいいよ」

「オルタリアについてはどう思う?」

「宇宙空間から地上を攻撃できる、というアイデアは温めていたらマクロスでやられてしまった。それまでは、なぜか直接攻撃しないで降下するアニメばっかりだったような気がするよ。でもそれは1980年代初期の話で、2015年現在となっては、あれは陳腐な表現。力の誇示は、見えるところまで降りてこないと分かりにくいのも事実なので、衛星軌道からの狙撃ならありなんだが、全面的な制圧ならもっと低いところまで降りてこないとイメージが沸きにくいと思う」

「つまり、マクロスに対して、【俺のアイデアを盗んだ!】って怒っているわけ?」

「いや、ああいうのは先にやった者勝ちだからね。別に怒ってはいないが」

「それが表現として良いか、分かりやすいかは別問題なのだね?」

「そうだ。表現としては、B-17やB-29の大編隊が夜間低空で爆撃している光景の方が惨劇としては分かりやすいかもしれない。あまりに巨大な兵器が見えないほど遠くから撃っているよりもね」

「それが、レトロフューチャー的な世界に回帰していく理由の1つってことだね」

「そうそう。転送装置でどこにでも飛んでいく巨大ロボよりも、蒸気機関車で蒸気甲冑を輸送する世界の方が、直感的な分かり易さで優れている可能性もあるってことだ」

「転送装置は分かりにくいと」

「そう。だからどこでもドアは最強の移動ツールであるにも関わらずヤマトはワープする」

「本当はイスカンダルからどこでもドアで【やあ】と言いながら地球に来ればサーシャは死ななくていいし、一瞬で放射能除去装置も届くわけだね」

「そうだ。でもそれは【遠い】という表現として分かりにくい」

「1年掛かるから【遠い】ことが実感できるわけだね」

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キーワード【 トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト
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  • 宇宙戦艦ヤマト
  • 境界のRINNE
  • 鬼灯の冷徹
  • 死神くん

「どうすると関連性が見出せるの?」

「宇宙戦艦ヤマトのテーマは【死】である捉え直すと、あらゆる宇宙戦闘アニメは地平線の彼方に沈んでヤマトとの関連性を見出せなくなる。その代わりに浮上してくるのが、これらの作品群というわけだ」

「先に死ぬことだけが決まっていると揶揄されるヤマト初期案も、死がテーマなら話が変わってくるわけだね」

「そうだ。死は前提。その上で、死にドラマを与えるなら、誰がどこで死ぬか決まっていないとならない。必然では無く前提なんだ」

「死を伝えに来る死神くんは、前提としての死を伝えに来るわけだね」

「そうだ。ドラマの始まりは死の確定。結果ではないんだ」

オマケ §

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名前: めとろん

本文:

トーノ様 こんばんは。

仰る様に地球・ガミラス・イスカンダルについては2199は大幅に悲壮感が減っていますね。

1974では地球やガミラスの様にその星の存亡を賭けて最後まで抗うのか、それともスターシァの様に星と運命を共にするのか、といったところが「悲壮感」と置き換えられているのかもしれません。

2199でもシュルツ、ガンツやヤマトに潜入した特務小隊の連中は、死が精神的に衝撃であるというよりも、カッコよく華々しく散っていますね。伊東やギムレーの死もそうです。

決して死を美化するつもりは無いのでしょうけど。

親衛隊のオルタリア大虐殺をあれだけ随所に放映しても(しかもガミラス国歌付き)あまり悲壮感といったものが感じられません。

2199でも例えば根本・杉山の死にもっと衝撃を持たせていれば、もう少し「悲壮感」と言われるものが出たのでしょうか...(違

「シュルツとガンツの問題について言えば、かなり重要度が高いと思っていた【ガンツ泣き】が2199では無かったのが痛い」

「ガンツ泣きってなに?」

「シュルツの我らの前に勇士なし……の演説中に泣いているガンツ」

「他には?」

「やはり【ゲール音頭】」

「【ゲール音頭】ってなに?」

「自爆装置を使うと言われてオーバーなアクションで驚くゲール」

「ゲール、ドメルの旗艦に載ってすらいなかったね」

「根本杉山に関しては何かあるかい?」

「結局、生身で乗り込むシチュエーションが戦闘機で飛び回るようになり、身体的な危機感が薄れてしまったのは残念だ。残念だが身体的な危機感の消失は今どきのアニメが持つ典型的な病理だ。というか、今どきの世代のスタッフには真に身体的な演技は描き得ないものだろう。特殊な別格の才能以外では」

「じゃあ質問を変えよう。伊東の死はどう思う?」

「死んだと思われていた反乱分子が死んだところで、地球の運命とは関係ないからインパクトがないね」

「ギムレーは?」

「デスラー砲爆破のとばっちりで死んだだけなので、これもインパクトが薄いね。別に何かを得るために体を投げ出したわけでは無い」

「体を投げ出す値打ちは無いわけだね」

「1人1人が思うことは愛するキャラのためだけでいいよ」

「オルタリアについてはどう思う?」

「宇宙空間から地上を攻撃できる、というアイデアは温めていたらマクロスでやられてしまった。それまでは、なぜか直接攻撃しないで降下するアニメばっかりだったような気がするよ。でもそれは1980年代初期の話で、2015年現在となっては、あれは陳腐な表現。力の誇示は、見えるところまで降りてこないと分かりにくいのも事実なので、衛星軌道からの狙撃ならありなんだが、全面的な制圧ならもっと低いところまで降りてこないとイメージが沸きにくいと思う」

「つまり、マクロスに対して、【俺のアイデアを盗んだ!】って怒っているわけ?」

「いや、ああいうのは先にやった者勝ちだからね。別に怒ってはいないが」

「それが表現として良いか、分かりやすいかは別問題なのだね?」

「そうだ。表現としては、B-17やB-29の大編隊が夜間低空で爆撃している光景の方が惨劇としては分かりやすいかもしれない。あまりに巨大な兵器が見えないほど遠くから撃っているよりもね」

「それが、レトロフューチャー的な世界に回帰していく理由の1つってことだね」

「そうそう。転送装置でどこにでも飛んでいく巨大ロボよりも、蒸気機関車で蒸気甲冑を輸送する世界の方が、直感的な分かり易さで優れている可能性もあるってことだ」

「転送装置は分かりにくいと」

「そう。だからどこでもドアは最強の移動ツールであるにも関わらずヤマトはワープする」

「本当はイスカンダルからどこでもドアで【やあ】と言いながら地球に来ればサーシャは死ななくていいし、一瞬で放射能除去装置も届くわけだね」

「そうだ。でもそれは【遠い】という表現として分かりにくい」

「1年掛かるから【遠い】ことが実感できるわけだね」

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