2015年08月17日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 863 count

なぜヤマト2199は復活篇につながらないのか?

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「大前提を置こう」

「なんだい?」

「方舟に関する詳細な批判を行わなかった理由は、商売の邪魔をするのも良くないと思ったからだ」

「君の生活はかかっていないが誰かの生活はかかっているわけだね」

「そうだ。そして、スタッフの大半は、仕事としてやっているだけで中身の善し悪しには関与していない」

「動画の中割をする人は、ストーリー展開の面白さには直接関与しないわけだね」

「でもさ。こっちが気を使ってるのにあっちは気を使ってないと思えば腹も立つじゃない?」

「どんな風に?」

「ヤマト2199や方舟に関する不満の根幹は【他者の商売の邪魔してるじゃないか】という部分にある」

「たとえば?」

「ドメラーズと言えば高額商品で現行商品なのだが、方舟では同型艦がほとんど反撃らしい反撃もできないままあっさり破壊されている。あれを見て【わあドメラーズってかっこいいな、買おうかな】と思う人がいるわけない」

「せめて、格好いい反撃の見せ場の後で沈むべきだったのだね」

「そうだ。そして、同じような意味で復活篇もまだ現行商品で、それを否定するような作品作りは商売の上で好ましいものではない」

「どこに問題があるわけ?」

「主に、波動砲とデスラーに問題があると思うね」

「具体的には?」

「復活篇は波動砲をバシバシ撃つ。回想シーンでもアクエリアスで撃つ。それなのに、蓋をしてしまった。あの蓋は復活篇を排斥するような悪意の象徴だ。当然、復活篇否定は容認できるものではない」

「以前はそれほど批難をしていなかったよ」

「続編は一切作らないという決意表明なら分からないことも無いからな。でも、続編を作ると明白に言ってしまった時点でその前提は崩れた。ならば、あれは悪意としか受け取れない」

「ひ~」

「古代艦長のヤマトの第1艦橋に出現する悪意が、メッツラーだけだと思うなよ」

「じゃあ、デスラーの問題とは?」

「復活篇は、完結編の映像そのものが含まれるので、完結編を否定できない。完結編は、ガルマンガミラスの崩壊と切り離せないが、それはヤマトIIIと切り離せないことを意味する。そして、ガルマンガミラスの建国は、新たなる旅立ちでのデスラーの敗北と切り離せないので、新たなる旅立ちとも切り離せない。では、新たなる旅立ちが成立するには、デスラーにとってガミラスは懐かしい故郷であり、ガミラスが空き屋になっている必要がある。ところがヤマト2199ではデスラーが自分の手でガミラスを破壊しようとしたので、その前提が崩れる。空き屋にもならない。ガミラスという大国家が残っていたら、そう簡単に黒色の船団が入り込んでガミラシウムは掘れない」

「なるほど、その意味でもヤマト2199は後期ヤマトを否定していて、必然的に復活篇も否定しているわけだね」

「実際には後期ヤマトというか、ヤマト2も否定される」

「なんで?」

「ヤマトに復讐するために集結するガミラス残存艦隊があり得ないからだ」

「なんてこった」

「それに、ヤマト2199のデスラーは武人としての側面があまりなく、はっきり言って子供っぽいへっぽこ。自分のために帝国を作っているのですらない。スターシャと約束したと一方的に主張して戦っただけ。そんなへっぽこデスラーをズォーダーが男として認めるものか」

「ひ~」

「それに、もしガトランティスが太鼓叩いて肉を食ってるような野蛮人なら、へっぽこのデスラーであろうとも、あっさり征服して従えてしまうだろうさ」

「暴力による支配は限定的な効能しかないってことだね」

「まあともかく、そうなるとその後のストーリーはどんどん変わっていって、どう考えても復活篇の前提が成立しなくなる」

「復活篇の商品性の否定ってことだね」

「そうやって現行商品を否定することがヤマトだというのなら、それをヤマトだとは承認しないよ。気を使うのも馬鹿馬鹿しい」

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「大前提を置こう」

「なんだい?」

「方舟に関する詳細な批判を行わなかった理由は、商売の邪魔をするのも良くないと思ったからだ」

「君の生活はかかっていないが誰かの生活はかかっているわけだね」

「そうだ。そして、スタッフの大半は、仕事としてやっているだけで中身の善し悪しには関与していない」

「動画の中割をする人は、ストーリー展開の面白さには直接関与しないわけだね」

「でもさ。こっちが気を使ってるのにあっちは気を使ってないと思えば腹も立つじゃない?」

「どんな風に?」

「ヤマト2199や方舟に関する不満の根幹は【他者の商売の邪魔してるじゃないか】という部分にある」

「たとえば?」

「ドメラーズと言えば高額商品で現行商品なのだが、方舟では同型艦がほとんど反撃らしい反撃もできないままあっさり破壊されている。あれを見て【わあドメラーズってかっこいいな、買おうかな】と思う人がいるわけない」

「せめて、格好いい反撃の見せ場の後で沈むべきだったのだね」

「そうだ。そして、同じような意味で復活篇もまだ現行商品で、それを否定するような作品作りは商売の上で好ましいものではない」

「どこに問題があるわけ?」

「主に、波動砲とデスラーに問題があると思うね」

「具体的には?」

「復活篇は波動砲をバシバシ撃つ。回想シーンでもアクエリアスで撃つ。それなのに、蓋をしてしまった。あの蓋は復活篇を排斥するような悪意の象徴だ。当然、復活篇否定は容認できるものではない」

「以前はそれほど批難をしていなかったよ」

「続編は一切作らないという決意表明なら分からないことも無いからな。でも、続編を作ると明白に言ってしまった時点でその前提は崩れた。ならば、あれは悪意としか受け取れない」

「ひ~」

「古代艦長のヤマトの第1艦橋に出現する悪意が、メッツラーだけだと思うなよ」

「じゃあ、デスラーの問題とは?」

「復活篇は、完結編の映像そのものが含まれるので、完結編を否定できない。完結編は、ガルマンガミラスの崩壊と切り離せないが、それはヤマトIIIと切り離せないことを意味する。そして、ガルマンガミラスの建国は、新たなる旅立ちでのデスラーの敗北と切り離せないので、新たなる旅立ちとも切り離せない。では、新たなる旅立ちが成立するには、デスラーにとってガミラスは懐かしい故郷であり、ガミラスが空き屋になっている必要がある。ところがヤマト2199ではデスラーが自分の手でガミラスを破壊しようとしたので、その前提が崩れる。空き屋にもならない。ガミラスという大国家が残っていたら、そう簡単に黒色の船団が入り込んでガミラシウムは掘れない」

「なるほど、その意味でもヤマト2199は後期ヤマトを否定していて、必然的に復活篇も否定しているわけだね」

「実際には後期ヤマトというか、ヤマト2も否定される」

「なんで?」

「ヤマトに復讐するために集結するガミラス残存艦隊があり得ないからだ」

「なんてこった」

「それに、ヤマト2199のデスラーは武人としての側面があまりなく、はっきり言って子供っぽいへっぽこ。自分のために帝国を作っているのですらない。スターシャと約束したと一方的に主張して戦っただけ。そんなへっぽこデスラーをズォーダーが男として認めるものか」

「ひ~」

「それに、もしガトランティスが太鼓叩いて肉を食ってるような野蛮人なら、へっぽこのデスラーであろうとも、あっさり征服して従えてしまうだろうさ」

「暴力による支配は限定的な効能しかないってことだね」

「まあともかく、そうなるとその後のストーリーはどんどん変わっていって、どう考えても復活篇の前提が成立しなくなる」

「復活篇の商品性の否定ってことだね」

「そうやって現行商品を否定することがヤマトだというのなら、それをヤマトだとは承認しないよ。気を使うのも馬鹿馬鹿しい」

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