2015年08月30日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 597 count

ヤマト小説【我が魂よ、幾年流離おうとも】が示す重要な示唆

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「堀井甚五郎さんに教えて頂いたヤマト小説【我が魂よ、幾年流離おうとも】を読んでみてたまげた」

「君はホモ小説を読むのかい?」

「普通は読まないが、希に読む場合もある。ただこの場合、ホモ要素を除外しても興味深い要素が含まれる」

「それはなんだい?」

「ネタバレ防止の空行を入れよう」

「というわけで続きだ」

「それで?」

「この小説は以下の点で重要な示唆を与える」

  • デスラーの彗星帝国での立場はかなり厳しい。玩具にされても文句は言えない。ホモの玩具ではないかもしれないが、玩具扱いされた可能性はある
  • その状況下でデスラーが正気を保つことは、おそらく無理だろう
  • タランは実在せず、デスラーの幻影に過ぎないという解釈は、説得力を持つ

「まあ、ガミラス人の全員とヤマト乗組員の大半とヤマトそのものを無かったことにした小説を書いているおいらが言うのも何だが、【さらば宇宙戦艦ヤマトのタランはデスラーが見た幻影】という解釈は非常に秀逸だ」

「なぜ?」

「実は、さらば宇宙戦艦ヤマトにおいて、タランはデスラー以外との会話が存在しないのだ。存在していることで、デスラー以外の相手に何の影響も与えていない。デスラー以外の人間からは一切存在を意識されていない。デスラー艦のブリッジにいたミルですら、意識していない」

「ほほう」

「そこから逆算すると、はたしてデスラーの狂気が存在したのかが問題だが、これは存在しても何らおかしくはない。その狂気の出発点はおそらくドメルの死だろう」

「デスラーとドメルのホモ関係を想定するにしてもしないにしても、ドメルの死がデスラーの意識を変えたのだろう……という推定だね」

「そうだ。シュルツにはあっさりと死ねと言えるデスラーが、ドメルは殺せない。その差は、死によるデスラーに対する影響の大きさの違いを意味する。シュルツが死んでも別にデスラーは狂わないが、ドメルが死ぬとデスラーは狂う」

「なるほど」

「まして彗星帝国での立場は脆弱だ。タランが生きていても大差ない。狂気が癒されて直る可能性などないし、治療してやろうという者もいないだろう」

「ひ~」

解説 §

「で、デスラーが都市帝国人にドメルの幻を見る展開は、タランが幻である結末にスムーズにつなげるためのステップとして描写なのだ。ここで、読者は【そこにいないはずの誰かを見てしまう】というデスラーの振る舞いに慣らされる。タランがいない描写の唐突感を緩和している。そういう意味で上手く書けていると思う。ホモ要素抜きでも」

「ヤマトファンには本当に優秀な人材がいくらでもいるってことだね」

「ではこの優秀な人材を集めればヤマトを作れるのか?」

「作れるの?」

「みんなポリシーが違うので、たぶん5秒で製作プロジェクトが空中分解」

「ダメじゃん」

オマケ §

「総統閣下」

「なんだねタラン」

「彗星帝国で1つファイトクラブを始めてはいかがでしょうか」

「君と2人でかね」

「そうです」

「ふふふ。面白そうではないか」

オマケ2 §

「地球の電波を部分的に傍受しました」

「再生したまえ」

「タリラリラーンノコニャニャチハ」

「タラン! そこにいたのか!」

「地球の電波ですって」

オマケIII §

「おかしくなられている」

「ヒス君、君は馬鹿かね?」

「狂人に意見した私が馬鹿でした」

Facebook

宇宙戦艦ヤマト

宇宙戦艦ヤマトとその時代【Kindle版電子書籍】 §

 宇宙戦艦ヤマト成立の時代背景を検証した研究書です。ブログに書いていない話題も多く収録しています。是非お読みください。Android/iPhone/iPad/Windows PCなどですぐ読めます。Webブラウザ用のリーダーもAmazonから提供されています。

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §

キーワード【 トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト
【宇宙戦艦ヤマト】の次のコンテンツ
2015年
08月
31日
ドメル浪費家説
3days 0 count
total 667 count
【宇宙戦艦ヤマト】の前のコンテンツ
2015年
08月
29日
デスラーとドメルとゲールの人間関係の再考察&同人誌「贄(にえ)」感想
3days 0 count
total 1042 count
2015年08月30日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 597 count

ヤマト小説【我が魂よ、幾年流離おうとも】が示す重要な示唆

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「堀井甚五郎さんに教えて頂いたヤマト小説【我が魂よ、幾年流離おうとも】を読んでみてたまげた」

「君はホモ小説を読むのかい?」

「普通は読まないが、希に読む場合もある。ただこの場合、ホモ要素を除外しても興味深い要素が含まれる」

「それはなんだい?」

「ネタバレ防止の空行を入れよう」

「というわけで続きだ」

「それで?」

「この小説は以下の点で重要な示唆を与える」

  • デスラーの彗星帝国での立場はかなり厳しい。玩具にされても文句は言えない。ホモの玩具ではないかもしれないが、玩具扱いされた可能性はある
  • その状況下でデスラーが正気を保つことは、おそらく無理だろう
  • タランは実在せず、デスラーの幻影に過ぎないという解釈は、説得力を持つ

「まあ、ガミラス人の全員とヤマト乗組員の大半とヤマトそのものを無かったことにした小説を書いているおいらが言うのも何だが、【さらば宇宙戦艦ヤマトのタランはデスラーが見た幻影】という解釈は非常に秀逸だ」

「なぜ?」

「実は、さらば宇宙戦艦ヤマトにおいて、タランはデスラー以外との会話が存在しないのだ。存在していることで、デスラー以外の相手に何の影響も与えていない。デスラー以外の人間からは一切存在を意識されていない。デスラー艦のブリッジにいたミルですら、意識していない」

「ほほう」

「そこから逆算すると、はたしてデスラーの狂気が存在したのかが問題だが、これは存在しても何らおかしくはない。その狂気の出発点はおそらくドメルの死だろう」

「デスラーとドメルのホモ関係を想定するにしてもしないにしても、ドメルの死がデスラーの意識を変えたのだろう……という推定だね」

「そうだ。シュルツにはあっさりと死ねと言えるデスラーが、ドメルは殺せない。その差は、死によるデスラーに対する影響の大きさの違いを意味する。シュルツが死んでも別にデスラーは狂わないが、ドメルが死ぬとデスラーは狂う」

「なるほど」

「まして彗星帝国での立場は脆弱だ。タランが生きていても大差ない。狂気が癒されて直る可能性などないし、治療してやろうという者もいないだろう」

「ひ~」

解説 §

「で、デスラーが都市帝国人にドメルの幻を見る展開は、タランが幻である結末にスムーズにつなげるためのステップとして描写なのだ。ここで、読者は【そこにいないはずの誰かを見てしまう】というデスラーの振る舞いに慣らされる。タランがいない描写の唐突感を緩和している。そういう意味で上手く書けていると思う。ホモ要素抜きでも」

「ヤマトファンには本当に優秀な人材がいくらでもいるってことだね」

「ではこの優秀な人材を集めればヤマトを作れるのか?」

「作れるの?」

「みんなポリシーが違うので、たぶん5秒で製作プロジェクトが空中分解」

「ダメじゃん」

オマケ §

「総統閣下」

「なんだねタラン」

「彗星帝国で1つファイトクラブを始めてはいかがでしょうか」

「君と2人でかね」

「そうです」

「ふふふ。面白そうではないか」

オマケ2 §

「地球の電波を部分的に傍受しました」

「再生したまえ」

「タリラリラーンノコニャニャチハ」

「タラン! そこにいたのか!」

「地球の電波ですって」

オマケIII §

「おかしくなられている」

「ヒス君、君は馬鹿かね?」

「狂人に意見した私が馬鹿でした」

Facebook

宇宙戦艦ヤマト

宇宙戦艦ヤマトとその時代【Kindle版電子書籍】 §

 宇宙戦艦ヤマト成立の時代背景を検証した研究書です。ブログに書いていない話題も多く収録しています。是非お読みください。Android/iPhone/iPad/Windows PCなどですぐ読めます。Webブラウザ用のリーダーもAmazonから提供されています。

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §

キーワード【 トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト
【宇宙戦艦ヤマト】の次のコンテンツ
2015年
08月
31日
ドメル浪費家説
3days 0 count
total 667 count
【宇宙戦艦ヤマト】の前のコンテンツ
2015年
08月
29日
デスラーとドメルとゲールの人間関係の再考察&同人誌「贄(にえ)」感想
3days 0 count
total 1042 count
【宇宙戦艦ヤマト】のコンテンツ全リスト【宇宙戦艦ヤマト】の表紙

このコンテンツを書いたトーノ・ゼロへメッセージを送る

[メッセージ送信フォームを利用する]

メッセージ送信フォームを利用することで、トーノ・ゼロに対してメッセージを送ることができます。

この機能は、100%確実にトーノ・ゼロへメッセージを伝達するものではなく、また、確実にトーノ・ゼロよりの返事を得られるものではないことにご注意ください。

このコンテンツへトラックバックするためのURL

http://mag.autumn.org/tb.aspx/20150830084909
サイトの表紙【宇宙戦艦ヤマト】の表紙【宇宙戦艦ヤマト】のコンテンツ全リスト 【宇宙戦艦ヤマト】の入手全リスト 【宇宙戦艦ヤマト】のRSS1.0形式の情報このサイトの全キーワードリスト 印刷用ページ

管理者: トーノ・ゼロ連絡先

Powered by MagSite2 Version 0.25 (Alpha-Test) Copyright (c) 2004-2017 Pie Dey.Co.,Ltd.