「とりあえず、旧作の真田さんと、2199の真田さんと、見事に考える人の謎を解いた徳川太助さんを呼んで謎解き対決をやろうとやろうと思いましたが、皆さんお忙しいようで、ダメでした。その代わり、レイトン教授と犀川創平さんとバラン星の原住生物の謎を解いた古代君に集まって頂きました。みなさん拍手!」
「ぱちぱち」
「だがこれは不公平だ。我々は師匠クラスだが、古代君だけ弟子クラスだ。ハンデ戦で勝っても嬉しくないな。英国紳士としてはね」
「おっといきなりレイトン教授が意見を付けた」
「私はすぐ終わればそれでいい。僕は何もしたくない」
「犀川先生も意見付けた。ってなまけもの?」
「では、ここは弟子対決ということで」
「そうしましょう」
「いつの間にか話がまとまった!」
「これは私の弟子のルークだ」
「ルークです。レイトン教授と一緒にいろいろな謎を解きました」
「おっと、これは可愛い上に秀才だ!」
「では西野園くん、君が行きたまえ」
「おっと。これは金持ちのお嬢様が出てきた」
「これでも、警察の捜査に協力していろいろな謎を解いているのですよ」
「おっと、警察の協力者が来た! しかし、どうやって警察とのパイプを?」
「コネで」
「おっと、コネが来た! では古代君も自己紹介を」
「バラン星の謎を解いた古代です。よろしく」
「まずはルーク君。君の謎解き自慢を」
「塔の謎を解いてレイトン先生に跡を任されました」
「おっと、これは凄い成果だ。次は西野園さん」
「真賀田四季と会って犀川先生をうらやましがらせることができました」
「これも凄い成果だ。では次は古代君」
「バラン星の謎を解きました。ヤマトは人工太陽に飲み込まれそうになったけど」
「おっと、謎は解いたが負けそうになった。情けない! なんと情けない! 謎の答えをみんなには言わなかったのですか?」
「実は言ってません」
「言わないと危機は回避できないじゃありませんか、古代君、意外とダメ野郎だ!」
第2ラウンド §
「古代君が可哀想なので、新しいゲストを呼んで第2ラウンドだ」
「トミー・スタビンズです。えっと、得意なのは動物語。ドリトル先生に習いました」
「君の自慢は?」
「先生が月に行っている間、しっかり留守を守りました」
「これは偉い! 次は古代君」
「だからバラン星で……」
「それはもう聞いたから、何か他に成果を」
「そうだ。子供の頃、昆虫の標本を作りました」
「おっと、子供なら誰でも作れそうな昆虫の標本! スタビンズ君とは大違いだ」
第3ラウンド §
「これでは可哀想なので、中年古代君の登場です」
「俺はSUS大要塞の動力源が人工太陽だと見抜きました」
「ライバルはメッツラーさんです!」
「人間よ、理解不能だ」
「ああっ! 帰ってしまった! 戦ってくれないので、これは古代君の不戦敗だ!」
「真帆。人工物を探せ」
「目の前にあるマイクが人工物です」
「……」
「古代君三連敗!」