「なんで見たの?」
「オレは戦隊の映画を皆勤賞で見たい男だからだ」
「今日は割引の日ではないよ」
「特別料金だから割引は関係ないのだ」
「それでどうだった?」
「さすがに学校がある平日の昼間だ。ほとんどガラガラだだったよ。最初は自分1人で見るのかと思ったが、2組ほど客が来てホッとした」
「内容はどうだった?」
「良かったよ。明らかに時代錯誤であり得ない客車の中で、天晴ぼっちゃんが目覚めるごとに仲間が減っていく。このムードの良さだけで見て良かったと思う。戦隊映画はこなすべきお約束が多い割に時間が短いハンデがあるが、その分だけよく工夫している。その工夫の部分を見に行くのだよ」
「それが戦隊映画を見る男なのだね?」
「そうだな」
「要点だけでいいから面白かったところはどこ?」
- 青い顔の敵が、鼻に指を当てて大丈夫、とやった。(青影かよ。忍者映画だけに)
- トッキュウ7号は出なかった
- アキラくんが、俺の死に場所と言いかけてやめた
- 結局、アキラくんは最後まで誰だか分からない人で終わった
- 新戦隊は、完全に関係ない人で、無関係のまま終わった
- 人生の先輩が子供
- アカニンジャーが挫折を乗り越える話。いいね。こういう精神面での試練は、オタク向けのアニメでは描けない
- メカ戦になると、やはり退屈になるのは、やはり戦隊にロボは余計なんだろうなあ
- 鉄道ではなく、忍者側に軸足がある。鉄道ものとしてはイマイチなのだが、凄く生き生きとしていて良かった。やはりトッキュウジャーは企画として失敗で、ニンニンジャーで正解だったのだろう
- いきなり始まるライブ
- 音楽も良かったよ
- 音楽 - 山下康介って、ヤマト復活篇の人だ