2016年01月25日
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聖蹟桜ヶ丘駅から京王永山駅まで散歩できるか?

Written By: 川俣 晶連絡先

「府中で映画を見たが、長さ60分少々の短い映画だったので、体力がまだ残っていた。そこで、府中から聖蹟桜ヶ丘に電車で行き、そこで京王永山まで散歩する計画を即興で立てた」

「なぜ?」

「前から歩きたかったからだ」

「それで?」

「山越えルートを通って歩ききったよ。山越えの坂がきつくて難儀したがね」

「ふーん」

「遠くまで見える丘の上の道からは、【雫~~~っ。大好きだ!】と叫びたくなったがね」

「叫んだの?」

「叫ばないって」

「それで?」

「このあたりに来たのは初めてではないのだが、自分の足で来たのは初めて。その結果分かったことがある」

「それはなに?」

「徒歩では死ぬが、自転車ではもっと死ぬ。事実、自転車で走っている地元民はほぼいない。徒歩の人も少ない。ほとんど車だろう。それだけ坂がきつい」

「それがどうした」

「【耳をすませば】って映画ね。自転車で走るシーンが多いけれど、この坂で自転車を使うのは相当忍耐強い人だけ。まして二人乗りで自転車というのは、かなり困難。2人がかりで坂を上がる描写はかなり適切」

「この坂は人生の試練に喩えるに値するわけだね」

「次は、川沿いルートで歩いてみたいね」

「また挑戦するのかい。で歩いてみたい理由ってなに? 【耳をすませば】の舞台だから?」

「いや。多摩川以西で、最も京王本線と相模原線が接近する場所だから」

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