2016年01月28日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 648 count

ブラックタイガー=宇宙零戦32型伝説

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「実は、某ホームセンターの新春安売りでタミヤの1/48零戦32型が置いてあってな。ちょっとグラッときたが我慢した」

「シャーマンファイアフライは買ったくせに」

「だから、そっちを選んだのだ」

「それで?」

「その時に、ヨンパチの零戦を1回ぐらい作るのも悪くないと思った。32型でもオッケー。というか21型より歓迎」

「そんなものかね」

「32型といえば、敵国からは別機種と認識されて、ハンプという別のコードネームが与えられたぐらいだ」

「ふーん」

「そこでひらめいた」

「何が?」

「ブラックタイガーはコスモゼロとは同じに見えない」

「うん」

「でも、どちらも宇宙零戦だとしたら?」

「は?」

「つまり、ブラックタイガーは宇宙零戦32型じゃないだろうか」

「以前11型って言ったじゃないか」

「いや。また別のことを考えてみた」

「アイデアは無限に沸いてくるわけだね」

妄想32型 §

 宇宙零戦32型、ガミラス側コードネーム、ハンプ。

 宇宙零戦21型は傑作機ではあったが、機体が大型化しすぎ、折りたたみ機構抜きには宇宙艦に搭載できない機体であった。しかも、特に大規模な超大型艦を必要とし、225艦級にすら搭載はできなかった。

 この問題に対処するために、より幅を狭くする改設計が行われ、高性能空戦戦闘機として宇宙零戦32型が開発された。

 しかし、対ガミラス戦末期の物資が払底した時代には十分な量産ができず、秘密のヤマト工場を守るエリート防空部隊ブラックタイガー隊にのみ配属された。本来のブラックタイガー隊は、エビに似た旧世代の水陸両用戦闘機2式水陸両用戦(通称シュリンプ)を装備していたが、対ガミラス戦で海が干上がってからは出番が無く、部隊そのものがほとんと無傷で残存していた。そこに各戦線の生き残りベテランが集められ、航続距離は短いが空戦性能に優れる宇宙零戦32型が優先的に配備された。

 だが、遊星爆弾主体のガミラスの攻撃にブラックタイガー隊が出撃することは少なく、最終的に残存したほぼ唯一の戦闘機隊であるため、この部隊の若手選抜中隊がヤマトへの乗り組みを命ぜられた。

 黒く塗られた宇宙零戦32型は【ブラックタイガー】の通称で呼ばれるようになっていたが、本来はエビの意味だった。

 一方で、宇宙零戦32型は21型と多くの部品を共用できず、現場では不評であった。

 そこで、21型と多くの部品を共通化した上で32型と同じエンジンと横幅を実現した宇宙零戦も開発された。実際には構造上の問題から、52型の方が横幅がやや狭く、宇宙戦艦ヤマトのカタパルトへのエレベータに32型は乗らないが52型は乗せられる結果になった。

 結果として、宇宙戦艦ヤマトへの宇宙零戦52型搭載計画は頓挫し、52型は指揮官機だけなり、大多数の戦闘機は32型をそのまま乗せることになり、部品の共通化が出来なかったことは皮肉である。

 指揮官機と主力戦闘機のパーツを共通化するという目標の達成は、コスモタイガーの時代を待たねばならない。

 エンジンの生産が追いつかず、首無しの宇宙零戦52型が並んだ姿は、地球の工業力の限界を示していた。しかし、32型はピンチヒッターとして52型不在の穴をよく埋めて活躍した。

 32型の唯一の汚点は、七色星団の決戦時に早々に上空警戒を打ち切って燃料補給に戻ってしまったことだ。これは32型特有の(52型にも共通する)、航続距離が短いという問題ゆえに起こったことだ。

 後継機であるコスモタイガーIIでは、翼下のハードポイントに増加タンクを付けると同時に、胴体左右にもコンフォーマルタンクを追加して、航続距離を伸ばしている。ブラックタイガーの戦訓の反映でである。

 32型はコスモタイガーIIの配備に伴って前線を退いたが、52型に関しては、ハイパワーに軽い機体で扱いやすく、固有のファンの多かったのが事実だ。コスモタイガーIIの編隊でも、隊長機だけ宇宙零戦52型という光景は割とよく見られた。(全てのケースがそうだったわけではない)

 ちなみに、用途が少なかった宇宙零戦21型はモスボールされた。宇宙戦艦ヤマト以外にこれを運用できる艦は存在せず、それはアクエリアスの海に沈んでいたからだ。しかし、ヤマトを復活させた時にモスボールを解除されてヤマトに搭載された。主力戦闘機コスモパルサーは圧倒的に機数が足りなかったからだ(あらゆる船舶兵器のモスボールが解除され、地球脱出に使用されていた)。また、21型だったのは、残っていた宇宙零戦はこれだけだったからだ。32型と52型は博物館展示品を除いて全て廃棄済みだったのだ。博物館展示品も飛行可能ではなかった。

Facebook

宇宙戦艦ヤマト

宇宙戦艦ヤマトとその時代【Kindle版電子書籍】 §

 宇宙戦艦ヤマト成立の時代背景を検証した研究書です。ブログに書いていない話題も多く収録しています。是非お読みください。Android/iPhone/iPad/Windows PCなどですぐ読めます。Webブラウザ用のリーダーもAmazonから提供されています。

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §

キーワード【 トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト
【宇宙戦艦ヤマト】の次のコンテンツ
2016年
01月
29日
おっぱいレーダー改良案
3days 0 count
total 658 count
【宇宙戦艦ヤマト】の前のコンテンツ
2016年
01月
27日
続々・宇宙零戦50型ヤマト1974搭載説・まとめ(妄想込み)
3days 0 count
total 566 count
2016年01月28日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 648 count

ブラックタイガー=宇宙零戦32型伝説

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「実は、某ホームセンターの新春安売りでタミヤの1/48零戦32型が置いてあってな。ちょっとグラッときたが我慢した」

「シャーマンファイアフライは買ったくせに」

「だから、そっちを選んだのだ」

「それで?」

「その時に、ヨンパチの零戦を1回ぐらい作るのも悪くないと思った。32型でもオッケー。というか21型より歓迎」

「そんなものかね」

「32型といえば、敵国からは別機種と認識されて、ハンプという別のコードネームが与えられたぐらいだ」

「ふーん」

「そこでひらめいた」

「何が?」

「ブラックタイガーはコスモゼロとは同じに見えない」

「うん」

「でも、どちらも宇宙零戦だとしたら?」

「は?」

「つまり、ブラックタイガーは宇宙零戦32型じゃないだろうか」

「以前11型って言ったじゃないか」

「いや。また別のことを考えてみた」

「アイデアは無限に沸いてくるわけだね」

妄想32型 §

 宇宙零戦32型、ガミラス側コードネーム、ハンプ。

 宇宙零戦21型は傑作機ではあったが、機体が大型化しすぎ、折りたたみ機構抜きには宇宙艦に搭載できない機体であった。しかも、特に大規模な超大型艦を必要とし、225艦級にすら搭載はできなかった。

 この問題に対処するために、より幅を狭くする改設計が行われ、高性能空戦戦闘機として宇宙零戦32型が開発された。

 しかし、対ガミラス戦末期の物資が払底した時代には十分な量産ができず、秘密のヤマト工場を守るエリート防空部隊ブラックタイガー隊にのみ配属された。本来のブラックタイガー隊は、エビに似た旧世代の水陸両用戦闘機2式水陸両用戦(通称シュリンプ)を装備していたが、対ガミラス戦で海が干上がってからは出番が無く、部隊そのものがほとんと無傷で残存していた。そこに各戦線の生き残りベテランが集められ、航続距離は短いが空戦性能に優れる宇宙零戦32型が優先的に配備された。

 だが、遊星爆弾主体のガミラスの攻撃にブラックタイガー隊が出撃することは少なく、最終的に残存したほぼ唯一の戦闘機隊であるため、この部隊の若手選抜中隊がヤマトへの乗り組みを命ぜられた。

 黒く塗られた宇宙零戦32型は【ブラックタイガー】の通称で呼ばれるようになっていたが、本来はエビの意味だった。

 一方で、宇宙零戦32型は21型と多くの部品を共用できず、現場では不評であった。

 そこで、21型と多くの部品を共通化した上で32型と同じエンジンと横幅を実現した宇宙零戦も開発された。実際には構造上の問題から、52型の方が横幅がやや狭く、宇宙戦艦ヤマトのカタパルトへのエレベータに32型は乗らないが52型は乗せられる結果になった。

 結果として、宇宙戦艦ヤマトへの宇宙零戦52型搭載計画は頓挫し、52型は指揮官機だけなり、大多数の戦闘機は32型をそのまま乗せることになり、部品の共通化が出来なかったことは皮肉である。

 指揮官機と主力戦闘機のパーツを共通化するという目標の達成は、コスモタイガーの時代を待たねばならない。

 エンジンの生産が追いつかず、首無しの宇宙零戦52型が並んだ姿は、地球の工業力の限界を示していた。しかし、32型はピンチヒッターとして52型不在の穴をよく埋めて活躍した。

 32型の唯一の汚点は、七色星団の決戦時に早々に上空警戒を打ち切って燃料補給に戻ってしまったことだ。これは32型特有の(52型にも共通する)、航続距離が短いという問題ゆえに起こったことだ。

 後継機であるコスモタイガーIIでは、翼下のハードポイントに増加タンクを付けると同時に、胴体左右にもコンフォーマルタンクを追加して、航続距離を伸ばしている。ブラックタイガーの戦訓の反映でである。

 32型はコスモタイガーIIの配備に伴って前線を退いたが、52型に関しては、ハイパワーに軽い機体で扱いやすく、固有のファンの多かったのが事実だ。コスモタイガーIIの編隊でも、隊長機だけ宇宙零戦52型という光景は割とよく見られた。(全てのケースがそうだったわけではない)

 ちなみに、用途が少なかった宇宙零戦21型はモスボールされた。宇宙戦艦ヤマト以外にこれを運用できる艦は存在せず、それはアクエリアスの海に沈んでいたからだ。しかし、ヤマトを復活させた時にモスボールを解除されてヤマトに搭載された。主力戦闘機コスモパルサーは圧倒的に機数が足りなかったからだ(あらゆる船舶兵器のモスボールが解除され、地球脱出に使用されていた)。また、21型だったのは、残っていた宇宙零戦はこれだけだったからだ。32型と52型は博物館展示品を除いて全て廃棄済みだったのだ。博物館展示品も飛行可能ではなかった。

Facebook

宇宙戦艦ヤマト

宇宙戦艦ヤマトとその時代【Kindle版電子書籍】 §

 宇宙戦艦ヤマト成立の時代背景を検証した研究書です。ブログに書いていない話題も多く収録しています。是非お読みください。Android/iPhone/iPad/Windows PCなどですぐ読めます。Webブラウザ用のリーダーもAmazonから提供されています。

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §

キーワード【 トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト
【宇宙戦艦ヤマト】の次のコンテンツ
2016年
01月
29日
おっぱいレーダー改良案
3days 0 count
total 658 count
【宇宙戦艦ヤマト】の前のコンテンツ
2016年
01月
27日
続々・宇宙零戦50型ヤマト1974搭載説・まとめ(妄想込み)
3days 0 count
total 566 count
【宇宙戦艦ヤマト】のコンテンツ全リスト【宇宙戦艦ヤマト】の表紙

このコンテンツを書いたトーノ・ゼロへメッセージを送る

[メッセージ送信フォームを利用する]

メッセージ送信フォームを利用することで、トーノ・ゼロに対してメッセージを送ることができます。

この機能は、100%確実にトーノ・ゼロへメッセージを伝達するものではなく、また、確実にトーノ・ゼロよりの返事を得られるものではないことにご注意ください。

このコンテンツへトラックバックするためのURL

http://mag.autumn.org/tb.aspx/20160128090237
サイトの表紙【宇宙戦艦ヤマト】の表紙【宇宙戦艦ヤマト】のコンテンツ全リスト 【宇宙戦艦ヤマト】の入手全リスト 【宇宙戦艦ヤマト】のRSS1.0形式の情報このサイトの全キーワードリスト 印刷用ページ

管理者: トーノ・ゼロ連絡先

Powered by MagSite2 Version 0.25 (Alpha-Test) Copyright (c) 2004-2017 Pie Dey.Co.,Ltd.