2016年02月19日
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富士重工「世界の名機カレンダー」原画展

Written By: 川俣 晶連絡先

「恵比寿に寄って見てきた」

「ふーん、それでどうだった?」

「恵比寿のスバルビルだから、ピカピカのスバルの自動車がいっぱい展示してある場所の一角に飛行機の原画が並んでいた」

「それで、内容は?」

「普通の日本機は非常に少なく、欧米の飛行機ばかり。しかも、複葉機、飛行艇、旅客機などもいっぱい」

「そこが良かったわけだね」

「凄く良かった」

「日本機は?」

「海軍代表が雷電で、陸軍代表が疾風。良いチョイスだ」

「で、君がいちばん【おおっ!】と思った機種は何?」

「ライアンPT22リクルート練習機かな。これは燃える」

「どこが燃えるんだ?」

「シンプルな飛行機だが搭乗員が丸見え」

「そこがいいのかよ」

「しかも、前席に誰も乗っていないイラストだった。後席の教官だけで操縦可能ってことなのだろう」

「それが練習機ってことだね」

「ちなみに、リクルートってWikiPediaの日本語版にはリクルート単体のページが存在しないが、英語版にはある。Ryan PT-22 Recruit

「日本のマニアは練習機なんか相手にしないのだね」

「いや、日本機だけは詳しい。練習機もな」

「それじゃダメじゃん」

「だから、この展示は良かった」

「ハリソン・フォードも持っていたリクルートの絵があったから?」

「他にもいろいろな」

帰り §

「帰りは【さらばスバルよ】とTwitterにつぶやいて、恵比寿から渋谷駅まで歩いたよ」

「いいのかよ、それで」

「日比谷線から井の頭線に、【通常乗換駅とは意識されない駅間を歩く】と思えば趣味のうち」

「山手線沿いに歩いても?」

「山手線には一切乗っていないから大丈夫だったよ」

どこが面白い場所はあった?」

「横に山の手線が走っているが道路が少しだけ低いので、山手線車両の床下が丸見え」

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