問題 §
- PR-400KIにL2TP/IPsecのVPNを設定している
- Windowsクライアントから新規に接続を設定しても接続に成功しない
- 古い設定では接続できているものがある
原因 §
Windows 10の【設定】アプリでは設定できない項目があり、【コントロールパネル】の利用が必要である (認証手段としてCHAPの許可が必要である。その他、場合によっては他の設定も必要とされる場合がある)
解決 §
コントロールパネルを開き。接続のプロパティからセキュリティタブを開き、CHAPを有効にする (必要ならIPv4などの設定も変更する)
感想 §
「全オレが泣いた」
「なぜ泣いたの?」
「CHAPやMS-CHAP2を有効にしないと接続できないのは、ネットワーク構成変更前のPPTP時代の定番の問題。なのに、L2TP/IPsecでまたしても同じ罠に」
「なぜ罠に落ちたの?」
「【設定】アプリだとその設定の違いが見えないからだ。接続できない設定とできる設定の差が見えない」
「コントロールパネルだと見えるわけだね」
「そうそう。結局、未だにコントロールパネルの出番は多く、【設定】アプリの存在意義が問われる」
「簡単にしようとして、むしろトラブルを増やしているのだね」
「他に接続できても名前解決できないのは、本当にただのIPネットワークの問題なので、基本知識があれば問題無く設定できるはずだ」
「そこは楽勝で解決できたわけだね」