2016年07月27日
トーノZERO映画感想total 288 count

感想・映画「桃太郎 海の神兵 デジタル修復版」

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「渋谷のユーロスペースまで行って見た」

「それで?」

「てっきり1800円だと思ったら1400円でしかも、トークショー付きでダブルラッキー」

「どんなトークショー?」

  • 7月26日(火)上映後 <実写とアニメの修復の違い> ゲスト:近森眞史さん(映像監修)、五十嵐真さん(松竹映像センター)

「だそうだ」

「面白かった?」

「映画本編もトークショーも面白かったぞ」

「映画本編はどうだ?」

「奥行きのある動きとか、影を使った演出、影絵風の昔語りなど、技術的に非常に高い。しかも、臨場感は今どきのアニメよりも上。はっきり言って脱帽ものだ」

「たとえば具体的にどう?」

「落下傘部隊が日の丸弁当とチョコレートとサイダーを積み込んでいくとかね。しかも作戦前にみんなで食べる。そして、降下するとみんな伏せて匍匐前進する。野砲は部品に分解されて一緒に降下してくる。重機もだ。歩兵銃も別の円筒形のケースに入れて降下してくる」

「まるで撃って下さいとばかりに立ったまま撃ちまくる間抜けなガンダムとは違うわけだね」

「現地の動物にあいうえを教えるときに、先生役の日本兵がいくら言っても馬鹿にして相手にしない現地動物たち。しかし、落下傘部隊の兵隊が機転を利かせてあいうえおの歌を始めるとみんな歌い始める。こういう描写も渋くていいねえ。今どきの日本人にこういう機転は難しいかも」

「ひぃ~」

「ミリタリー的に言うと、落下傘降下の人員輸送機に使われた九六陸攻がいいねえ。護衛は零戦みたいだ。敵地に近づくとちゃんと高射砲を撃ってくるし。偵察に出たのは九七艦攻か九九艦爆か機種がちょっと不明瞭であったが。基地に固定客の期待がいたのは九六艦戦なのか九九艦爆も不明瞭だったし。一式陸攻らしい機体が見えたような気がしたこともあった」

「じゃあ、問題点は?」

「邪悪で情けないアメリカ人描写は、やはり国策映画ならではだろう。日本兵が一方的に格好良く優秀過ぎるのも同じこと」

「じゃあマイナス点の方が多い?」

「いや。実は敵が出たり、戦ってるシーンの割合はあまり多くないのだ」

「動物ミュージカルアニメとして良かったわけだね」

「ではトークショーの話に行こうか」

「実写映画のカメラマンの近森眞史さん。言葉が少ないしどうかと思ったが終わってみると、かなり分かる話をしていたし、理解できる話も多かった。良かったと思う。何より本物の映画のカメラマンの肉声が聴けたのは良かったと思う」

「もう一人は?」

「五十嵐真さんも、映画の修復などの話はためになった」

「全部堪能できたわけだね」

「割とお得な約2時間であった。デジタル修復も良好でYouTubeなどで公開されているオリジナル版とは見やすさが違った」

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「面白かった?」

「映画本編もトークショーも面白かったぞ」

「映画本編はどうだ?」

「奥行きのある動きとか、影を使った演出、影絵風の昔語りなど、技術的に非常に高い。しかも、臨場感は今どきのアニメよりも上。はっきり言って脱帽ものだ」

「たとえば具体的にどう?」

「落下傘部隊が日の丸弁当とチョコレートとサイダーを積み込んでいくとかね。しかも作戦前にみんなで食べる。そして、降下するとみんな伏せて匍匐前進する。野砲は部品に分解されて一緒に降下してくる。重機もだ。歩兵銃も別の円筒形のケースに入れて降下してくる」

「まるで撃って下さいとばかりに立ったまま撃ちまくる間抜けなガンダムとは違うわけだね」

「現地の動物にあいうえを教えるときに、先生役の日本兵がいくら言っても馬鹿にして相手にしない現地動物たち。しかし、落下傘部隊の兵隊が機転を利かせてあいうえおの歌を始めるとみんな歌い始める。こういう描写も渋くていいねえ。今どきの日本人にこういう機転は難しいかも」

「ひぃ~」

「ミリタリー的に言うと、落下傘降下の人員輸送機に使われた九六陸攻がいいねえ。護衛は零戦みたいだ。敵地に近づくとちゃんと高射砲を撃ってくるし。偵察に出たのは九七艦攻か九九艦爆か機種がちょっと不明瞭であったが。基地に固定客の期待がいたのは九六艦戦なのか九九艦爆も不明瞭だったし。一式陸攻らしい機体が見えたような気がしたこともあった」

「じゃあ、問題点は?」

「邪悪で情けないアメリカ人描写は、やはり国策映画ならではだろう。日本兵が一方的に格好良く優秀過ぎるのも同じこと」

「じゃあマイナス点の方が多い?」

「いや。実は敵が出たり、戦ってるシーンの割合はあまり多くないのだ」

「動物ミュージカルアニメとして良かったわけだね」

「ではトークショーの話に行こうか」

「実写映画のカメラマンの近森眞史さん。言葉が少ないしどうかと思ったが終わってみると、かなり分かる話をしていたし、理解できる話も多かった。良かったと思う。何より本物の映画のカメラマンの肉声が聴けたのは良かったと思う」

「もう一人は?」

「五十嵐真さんも、映画の修復などの話はためになった」

「全部堪能できたわけだね」

「割とお得な約2時間であった。デジタル修復も良好でYouTubeなどで公開されているオリジナル版とは見やすさが違った」

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