2017年05月16日
川俣晶の縁側歴史と文化下高井戸周辺史雑記 total 2527 count

上北沢に墜落したF6Fの問題

Written By: 川俣 晶連絡先

「久しぶりにB29の問題を確認しようと思って別のことに気づいてしまった」

「それはなんだい?」

「上北沢に落ちたF6F」

本土空襲の墜落米軍機と捕虜飛行士より

1945年2月16日午後4時30分頃

東京都世田谷区上北沢町3丁目

空母ワスプから飛来したF6F(機体番号72421)が墜落。

 この墜落で、民家1戸が焼失。

John W. B.GAGE海軍中尉が墜落死。北多摩郡多摩墓地に埋葬。

「裏付けは?」

「一応、アメリカのサイトで(USN Overseas Aircraft Loss List February 1945)に以下のような記述はあった」

2/16/1945 F6F-5 72421 VF-81 USS WASP (CV-18) TOKYO EMPIRE LT J.W.B. GAGE

「上北沢町3丁目とはどこ?」

「旧住所表記だと思うので、今とは違うのだろう。おそらく、八幡山駅の北の方。手持ちの地図では正確な範囲が分からないが、甲州街道の北側まで」

「もうちょっと詳細が分かるといいね」

「今後の調査だ」

「ところで、F6Fって分かるの?」

「プラモデルで2機か3機作ったな」

F6F

オマケ §

「八幡山に落ちたグラマンはハチマンと呼ぶのはどうだ?」

「はいはい。グランマに聞いてみるよ。もう死んでるけど」

下高井戸周辺史雑記