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「古い話題、また行くぞ」
「後世に残したいアニメ・ランキングみたいな話は、後世に残したい黒沢映画ランキングとか、後世に残したい裕次郎映画ランキングを承認できる人だけが語りなさい」 「えー」 「そうでないなら、後の世代、あるいは興味無い人から見ればうざいだけ」 「えーと。話が終わっちゃうので、もうちょっと別の話ができないか?」 「そうだな。宇宙戦艦ヤマトは後世に残せない」 「は?」 「残すべきとか残したいという話の前に残せない」 「どうして残せないんだ?」 「もうバックグラウンドの社会状況が理解されない時代にとっくに入っている」 「宇宙戦艦ヤマトの映像だけ残っても、その意味はもう伝わらないってことだね」 「伝わらないどころか曲解される」 「そこまで言い切る根拠は何?」 「ヤマト2199を見たら分かるだろう。あれはもう別物だ。そもそも根底にある思想性あるいは魂が継承されていない。表面的なファッションをお色直しして模倣しているに過ぎないが、最後の方になってくると模倣ですらない」 「ヤマト2199はヤマト2199というオリジナルなんだよ」 「だとすれば、それ自体が後世に残したいアニメには入らないだろう」 「ぎゃふん」 オマケ §「ライアー・ハウスという映画を見て凄く面白かったので何年か見たら2012年だと分かった。2012年頃自分は何をしていたのかと思うと、ヤマト2199を見るために劇場に行っていた時期だ。今から思うと、何回もヤマト2199に通う事で他の映画を見る予算を削られていたわけで、あまり好ましいことではなかったと思うよ」 「何回も見たいと思わないの?」 「劇場限定ブルーレイを買ってるから見る気になれば何回だろうとみられたよ」 「ぎゃふん」 「ああいうものは、1回でも劇場に通えば本来はかなりの好意だと思うよ。しかも、7章までやって7回も通うのは破格の好意」 「で、破格の好意以上を示した君の今の感想は?」 「やはり映画館でやるなら2時間前後で終わるべき。できれば、2時間以内が望ましい。7回も通えというのは企画の敗北だと思う」 「7回通えというヤマト2202は悪い前提と踏襲していると思うわけだね?」 「少なくとも自分は歓迎していないよ。7回通えというモデルは」 オマケ2 §「宣伝のために劇場で公開してアリバイを作るというモデルはどうだい?」 「100%否定したものではないと思う。実際、見に行って満足して帰ってくる作品はある」 「最低限、これだけは満足する条件というラインはある?」 「最低限2時間前後で始まって終わること。シリーズものでも良いが、1つの物語はちゃんと始まって終わること」 「結局そこに行き着くわけか」 |
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