MagSite2 Ver 0.25をリリースしました。
入手先 §
以下のサイトから入手するか、MagSiteMan3を使ってダウンロードします。
変更点 §
- ValueCommerceに対応した。ValueCommerce提携設定したサイト全てを使用できる
- ValueCommerce経由で紀伊國屋対応した
- メール送信に関するバグを取った
- MagMLにisbnタグとvcタグを追加した
- その他
ValueCommerce対応 §
ValueCommerceのサイトIDとWebサービスTokenを取得して設定すると、ValueCommerceのアフィリエイトが使用できる。
オーサリングページにはAmazon検索窓の他にValueCommerceの検索窓が追加される。ValueCommerceの検索結果からはvcタグが挿入できる。紀伊國屋と提携している場合のみ、ISBN扱い可能な商品はISBNタグを挿入できる
ISBNの扱い §
ISBNに関しては10桁/13桁、従来の指定方法(ASIN等)に関係なく全て一律に処理される。たとえASINタグで記述されていても、ValueCommerceで紀伊國屋と提携している場合は紀伊國屋へのアフィリエイトリンクが生成される。逆も真。ただし、vcタグでValueCommerceタグを埋めこんだ場合はISBN扱いされない。ISBNではないIDは埋めこまれてしまうからだ。
vcタグ §
vcタグの値は以下の書式で記述する。
$$$vc ecCode,商品ID
しかし、通常はボタンで挿入すると思うので意識はしないで良いだろう。
メール送信に関するバグを取った §
通知メールの送信の対象になったコンテンツは、その後w3wp.exeが終了するまで再更新ができないバグがあった。原因はMailKitで電子メールを送信すると添付ファイルがロックされたままになる問題で説明した通り。このバグを取った。
書誌情報の取得 §
一切のアフィリエイト設定が無い場合でも、OpenBD経由で書籍のタイトルと書影を取得する。そのため、ISBNタグの利用は有効である。ただし、ISBN検索機能は利用できないため、他の方法でISBNは調べる必要がある。
また、アフィリエイト設定がある場合でも、OpenBD経由での書籍のタイトルと書影を優先的に使うようになっている。
感想 §
「全く予想もできないバグがあったし、予想外の振る舞いもあったし、途中で意図した通りに組めないこともあったし、本当に苦労した。あまりに四苦八苦したので、関係ないバグを見つけて直したりもした。バグを取らないとデバッグできないとか。いろいろ大変だったぞ」
「お疲れさまだね」
「しかし、Visual Studio .NET2002か2003の時代に開発をスタートしたソフトだから、信じられない古いコードが山ほど残っていた。壮絶だった」
「どんなソース?」
「fromで始まるLINQのクエリ式も凄いが、もっと凄いのは型の無いコレクションクラス(ArrayList等)だろう」
「そ、それは古い」
「あとは上手く動くことを祈るよ。ちなみに、いちいち管理していないが細かいバグは一杯取った」
「どんなバグ?」
「メソッド名のTYPOとか」