2017年09月30日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 191 count

続・ヤマトが他所の子になるとき

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

Subject: ヤマトが他所の子になるとき

Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】

URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20170927084059

名前: めとろん

本文:

トーノ様、こんにちは。

佐渡先生のはまだ見ておりませんが、森雪のはおそらく私が目にした物と同じであると思われます。

私もあの森雪には大きな違和感を禁じ得ませんでした。

独特なアップの髪型もそうですが、ピアスやうなじです。

浴衣姿等は嗜好の問題なのかもしれませんが、そもそも本編でも水着や浴衣は着ていませんからね。白衣まではギリギリ許せるとしても。

どうも2199以降、絵だけでなくグッズも含めてそういう傾向が強くなった感があります。特に森雪については相当酷い物もありますよね。これならトーノ様が小説で書かれた「真っ白な森雪」の表現の方がまたマシです(違

2199以降は「アナライザーのスカートめくり」が逆に健康的に思えて仕方ありません。そういう意味では2199の最大の「戦犯」はアナライザーから「かつての機能」をアンインストールしてしまった真田さんなのかもしれません(違

「めとろんさんの、スカートめくりの方が健康的に思える、という指摘はなかなか良いと思う。確かにそれは言えている。上手い言い方だ」

「それって何を意味しているんだい?」

「だからね。今どきのアニメはエロ同人誌でアダルトコンテンツとして消費されるまでが想定されるサイクルで、実は健全ではないのだよ」

「それは、グッズ展開はそれを見越して行われるから、アニメの感動を蘇らせるために作られるわけではないってことだね?」

「そう。設定だって、そういう展開がやりやすいような配慮が加えられる」

「どうでもいい場所を露出させたり、みんなが描き慣れたプラグスーツ風の表現になったりするわけだね」

「うん。だから、ある意味でヤマト2199の森雪は娼婦、と言うか全ての女性キャラは娼婦、というか、同じ方法論で作られているアニメの女性キャラは全て娼婦。昔のアニメキャラと比較して、いかがわしい雰囲気が背景に流れている」

「昔なら、森雪の結末は古代君のお嫁さんで良かったのに、今はあらゆる男から犯されるための存在なんだね」

「うん。そのように捉えると実は一つの地獄が産まれる」

「それはなんだい?」

「ヤマト2202では明確に森雪は古代のものになってしまったんだよ」

「それがどうした。さらば宇宙戦艦ヤマトのリメイクなら雪は古代の婚約者で当たり前だろう」

「いやいや。実は、ヒロインが特定の男のものになってしまうことを嫌うファン層っていうのがいるんだよ」

「えー」

「たとえば、昔無限のリヴァイアスというアニメがあってね。ユイリィ・バハナという女性キャラに人気があったが、最終回でエアーズ・ブルーと婚約してしまったらしいと知ると急に怒り出して嫌いになった事例を目の前で見ている。これは実際に見た事例」

「そんな」

「処女じゃないとか、中古だとか、他の男のものになったらもう要らないとか、そういう価値観が実際にあるのだよ」

「女性から見たら、クズみたいな価値観じゃないの?」

「おいらから見てもクズみたいな価値観だよ。人妻の魅力が分からないのか、と言いたい」

「旦那がいる女性に惚れるのか。おまえもクズだな」

「しかしまあ、そういう価値観を持った消費者層も割といるみたいなので、はたして古代のものになってしまった森雪の商品価値はどうなるのか。そこは興味深いところだ」

「あくまで他人事だね」

「そう。そのへんはもう、他人事の世界。もはや森雪に見えない森雪が大量に産み出されているが、それは他人のもの」

「じゃあ、君にとって森雪に見えるかどうかの境界はどこなんだ?」

「ここで重要なことは、ものの見方は多角的であることだ」

「それは何を意味しているんだい?」

「アニメ本編の森雪の設定上の立場を見る視点と、実際の映像を見る視点と、グッズ展開に現出する視点と、同人で消費される場合の視点は全て異なるってことだよ」

「ヤマト2199だろうと2202だろうと、アニメ本編の森雪は設定上確かに森雪だが、それを離れると百鬼夜行の世界に入っていくわけだね」

「そう。アニメ本編の森雪は設定上確かに森雪だが、エロ同人誌に出てきた時には既に何か別のものになってしまっている。そもそも、キャラのキャラクター性を尊重するとエロは成立しないからな」

オマケ §

「そうそう。等身大のヤマトと合体している森雪のフィギュア。あれはもう完全に森雪には見えない。何か異質な別のもの」

「力一杯蹴り飛ばして拒否したいものだね?」

「拒否はしないよ」

「それは予想外に寛容な」

「単に、そういう表現を必要としている人たちが作り手側にもファン側にもいるってだけのことだろう。それを拒否する権限はおいらには無いよ」

「じゃあどうするんだよ」

「存在を無視するだけだ」

「ぎゃふん」

「医務室にいて、ワープの航路計算も行い、アナライザーにスカートをめくられる存在。スケスケのネグリジェで廊下に出てくるうっかりさん。父と母がいて、そんな爺さんを好きになってはいけませんよ、と諭してもらえるキャラ。そんな森雪が懐かしい」

「【森雪か。何もかもみな懐かしい】わけだね?」

「おいら、もう死ぬの?」

「あ、写真が落ちた」

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 宇宙戦艦ヤマト成立の時代背景を検証した研究書です。ブログに書いていない話題も多く収録しています。是非お読みください。Android/iPhone/iPad/Windows PCなどですぐ読めます。Webブラウザ用のリーダーもAmazonから提供されています。

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

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本文:

トーノ様、こんにちは。

佐渡先生のはまだ見ておりませんが、森雪のはおそらく私が目にした物と同じであると思われます。

私もあの森雪には大きな違和感を禁じ得ませんでした。

独特なアップの髪型もそうですが、ピアスやうなじです。

浴衣姿等は嗜好の問題なのかもしれませんが、そもそも本編でも水着や浴衣は着ていませんからね。白衣まではギリギリ許せるとしても。

どうも2199以降、絵だけでなくグッズも含めてそういう傾向が強くなった感があります。特に森雪については相当酷い物もありますよね。これならトーノ様が小説で書かれた「真っ白な森雪」の表現の方がまたマシです(違

2199以降は「アナライザーのスカートめくり」が逆に健康的に思えて仕方ありません。そういう意味では2199の最大の「戦犯」はアナライザーから「かつての機能」をアンインストールしてしまった真田さんなのかもしれません(違

「めとろんさんの、スカートめくりの方が健康的に思える、という指摘はなかなか良いと思う。確かにそれは言えている。上手い言い方だ」

「それって何を意味しているんだい?」

「だからね。今どきのアニメはエロ同人誌でアダルトコンテンツとして消費されるまでが想定されるサイクルで、実は健全ではないのだよ」

「それは、グッズ展開はそれを見越して行われるから、アニメの感動を蘇らせるために作られるわけではないってことだね?」

「そう。設定だって、そういう展開がやりやすいような配慮が加えられる」

「どうでもいい場所を露出させたり、みんなが描き慣れたプラグスーツ風の表現になったりするわけだね」

「うん。だから、ある意味でヤマト2199の森雪は娼婦、と言うか全ての女性キャラは娼婦、というか、同じ方法論で作られているアニメの女性キャラは全て娼婦。昔のアニメキャラと比較して、いかがわしい雰囲気が背景に流れている」

「昔なら、森雪の結末は古代君のお嫁さんで良かったのに、今はあらゆる男から犯されるための存在なんだね」

「うん。そのように捉えると実は一つの地獄が産まれる」

「それはなんだい?」

「ヤマト2202では明確に森雪は古代のものになってしまったんだよ」

「それがどうした。さらば宇宙戦艦ヤマトのリメイクなら雪は古代の婚約者で当たり前だろう」

「いやいや。実は、ヒロインが特定の男のものになってしまうことを嫌うファン層っていうのがいるんだよ」

「えー」

「たとえば、昔無限のリヴァイアスというアニメがあってね。ユイリィ・バハナという女性キャラに人気があったが、最終回でエアーズ・ブルーと婚約してしまったらしいと知ると急に怒り出して嫌いになった事例を目の前で見ている。これは実際に見た事例」

「そんな」

「処女じゃないとか、中古だとか、他の男のものになったらもう要らないとか、そういう価値観が実際にあるのだよ」

「女性から見たら、クズみたいな価値観じゃないの?」

「おいらから見てもクズみたいな価値観だよ。人妻の魅力が分からないのか、と言いたい」

「旦那がいる女性に惚れるのか。おまえもクズだな」

「しかしまあ、そういう価値観を持った消費者層も割といるみたいなので、はたして古代のものになってしまった森雪の商品価値はどうなるのか。そこは興味深いところだ」

「あくまで他人事だね」

「そう。そのへんはもう、他人事の世界。もはや森雪に見えない森雪が大量に産み出されているが、それは他人のもの」

「じゃあ、君にとって森雪に見えるかどうかの境界はどこなんだ?」

「ここで重要なことは、ものの見方は多角的であることだ」

「それは何を意味しているんだい?」

「アニメ本編の森雪の設定上の立場を見る視点と、実際の映像を見る視点と、グッズ展開に現出する視点と、同人で消費される場合の視点は全て異なるってことだよ」

「ヤマト2199だろうと2202だろうと、アニメ本編の森雪は設定上確かに森雪だが、それを離れると百鬼夜行の世界に入っていくわけだね」

「そう。アニメ本編の森雪は設定上確かに森雪だが、エロ同人誌に出てきた時には既に何か別のものになってしまっている。そもそも、キャラのキャラクター性を尊重するとエロは成立しないからな」

オマケ §

「そうそう。等身大のヤマトと合体している森雪のフィギュア。あれはもう完全に森雪には見えない。何か異質な別のもの」

「力一杯蹴り飛ばして拒否したいものだね?」

「拒否はしないよ」

「それは予想外に寛容な」

「単に、そういう表現を必要としている人たちが作り手側にもファン側にもいるってだけのことだろう。それを拒否する権限はおいらには無いよ」

「じゃあどうするんだよ」

「存在を無視するだけだ」

「ぎゃふん」

「医務室にいて、ワープの航路計算も行い、アナライザーにスカートをめくられる存在。スケスケのネグリジェで廊下に出てくるうっかりさん。父と母がいて、そんな爺さんを好きになってはいけませんよ、と諭してもらえるキャラ。そんな森雪が懐かしい」

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