2017年11月25日
遠野秋彦の庵創作メモtotal 36 count

小説・宇宙戦艦ヤマテ: 新たなるウグイス色103系の旅立ち Kindle版販売開始

Written By: 遠野秋彦連絡先

ここだけの追加解説 §

 この小説の構想は、天啓のごとく降って沸いた。といっても、降って沸いたのは宇宙戦艦ヤマテというタイトルだけだ。しかし、このタイトルは面白すぎる。宇宙戦艦とヤマテはあまりにも異質な取り合わせだからだ。

 しかし、いわゆる東京の山手はヤマノテであって、ヤマテではない。ただし、例外が1つある。都心を一周する山手線は一時期ヤマテセンとなっていたのだ。名前が変更された頃現役だったのは103系だ。幸い、筆者は2年間103系の山手線に乗って通学した経験があるので、これならイメージしやすい。

 そこで、赤さびた鉄の塊となって放置された103系を再生して宇宙戦艦に改造し、地球を救うために旅立つ話としてまとめることになった。

 そのような形で立ち上がってきた企画なので、内容は宇宙戦艦SFと鉄道マニアの折衷型となった。

 そうすると、銀河鉄道999や銀河鉄道物語との類似性が気になるが、そこはあまり気にすべきところではなかった。列車型宇宙戦艦と、宇宙列車は見た目が似ているだけで全く異質な存在だったからだ。

 また、テレビドラマ電車男のオープニングとの関連も気になる。これも103系が空を飛んでミサイルを撃つのだ。しかし、細部を見ると「103系が空を飛んでミサイルを撃つ」以外の細部はどこも異なっていて、そこも意識する必要はないと分かった。もともとの企画の出自が違う以上、類似点がある方が驚きであろう。

 さて、この小説を書いて最も良かったと思うのは、10両編成で出発するが、惑星再生装置を持って戻るには最低3両必要という設定だ。戦いながら旅をすれば被弾した車両が欠けていくので編成が短くなっていく。残り3両になったらもう後がない。とても緊迫感がある。だから、残り2両になった味方は体当たりでピンチを救ってくれる。「人類滅亡まであとX日」という表現はないが、緊張感が維持される。列車型宇宙戦艦最大の長所だろう。(後が無いヤマテがどうするのかは実際に小説をお読みください)

 もう1つは、エーテル(Ether)が薄い場所、薄Eを設定できたことは良かった。これと碓氷峠を掛けて薄E峠ができたことで、峠越えの補助機関車を設定でき、ドラマ的な山を作ることができた。宇宙戦艦ヤマテは新型の補助機関車を割り当てられてもらえず旧式な機関車と峠を越える。周囲からは囮扱いされたからだ。待ち伏せが想定される峠を行かざるを得ない宇宙戦艦ヤマテ。その緊張もドラマを盛り上げる。それも良かった。(実際に峠を越えられるのか。どう越えるのかは実際に小説をお読みください)

 それとは別に良かったのは、イスカンダル的な救いの手を差し伸べる星として、神田のような星、カンダル星を設定できたことだ。神田は山手線の駅だから、宇宙戦艦ヤマテが向かうのに相応しい。

あらすじ §

 西暦4199年。地球は謎の星エフから攻撃を受けていた。だが、カンダル星の女王、スタイフォンから惑星再生装置をくれるという連絡があった。惑星再生装置さえあれば地球は蘇る。

 ところが大問題があった。亜空間トンネルを越えるためには、亜空間トンネル限界よりも細い宇宙船を使用しなければならない。だが人類にはそんな細い宇宙船はなかった。そこで太古の列車、山手線ウグイス色103系10両編成を宇宙戦艦に改造し、地球を救うべく若者達は旅立った。

 そして、薄いエーテル層、通称【薄E峠】を越えてワープすべく、宇宙戦艦ヤマテは峠に挑む。重力勾配に刻まれた亜空間ラックレールを、コスモアプト式CD42型補助機関車がガッチリ掴んで宇宙戦艦ヤマテを引き揚げていく。だが、それは敵が待ち構えている危険な領域でもあった。

 はたしてヤマテは地球を救えるのか。

 デトラー総統が抱える帝国エフ創世の謎とは。

 カンダル星で待つ真実とは。

宇宙戦艦ヤマテの諸元 §

  • 正式名称=103系9990番台10両編成
  • 主攻撃兵器=集中型ミサイルランチャーAU7500
  • 動力車用台車=駆動力付き反重力台車DT3300
  • 付随車用台車=駆動力無し反重力台車TR2001
  • 屋根上万能カッター=パンタホークPS1006形
  • 屋根上円盤形宇宙無人機=グローバル・ベンチャー(グロベン)
  • 補助機関車=コスモドライブCD42×4両
  • 循環装置=循環型排泄物処理装置及び食料生成装置
  • 連結器=流体密着連結器 (形状が変化し密着するのでどんな連結器にも連結可能)

宇宙戦艦ヤマテの主要乗組員 §

  • 番台零=主人公。戦闘隊長。元は鉄道公安官。
  • 島秀介=操縦士。D51設計主任島秀雄の子孫。
  • ユキ・ラッセル博士=オペレーター兼艦医。特に除雪はしてくれない。
  • キマロキ教授=科学班班長。ユキの祖父。やはり除雪はしてくれない。
  • 梅田十三=ヤマテ艦長。梅田発十三行きではない。

宇宙戦艦ヤマテの編成(出発時) §

  • 1号車 クハ 運転室・艦橋
  • 2号車 モハ 無人機制御
  • 3号車 モハ 研究室
  • 4号車 サハ 居住区
  • 5号車 モハ 居住区
  • 6号車 モハ 居住区
  • 7号車 サハ 食堂
  • 8号車 モハ 厨房・倉庫
  • 9号車 モハ 医務室
  • 10号車 クハ 艦長室

カンダル星 §

 惑星再生装置をくれるという救い主の星。

 地球でいえば神田のような場所。

目次 §

  • 山手線豆知識
  • プロローグ
  • 第1章 出発編
  • 第2章 越峠編
  • 第3章 激走編
  • 第4章 終着編
  • エピローグ
  • 解説

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27日
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 この小説の構想は、天啓のごとく降って沸いた。といっても、降って沸いたのは宇宙戦艦ヤマテというタイトルだけだ。しかし、このタイトルは面白すぎる。宇宙戦艦とヤマテはあまりにも異質な取り合わせだからだ。

 しかし、いわゆる東京の山手はヤマノテであって、ヤマテではない。ただし、例外が1つある。都心を一周する山手線は一時期ヤマテセンとなっていたのだ。名前が変更された頃現役だったのは103系だ。幸い、筆者は2年間103系の山手線に乗って通学した経験があるので、これならイメージしやすい。

 そこで、赤さびた鉄の塊となって放置された103系を再生して宇宙戦艦に改造し、地球を救うために旅立つ話としてまとめることになった。

 そのような形で立ち上がってきた企画なので、内容は宇宙戦艦SFと鉄道マニアの折衷型となった。

 そうすると、銀河鉄道999や銀河鉄道物語との類似性が気になるが、そこはあまり気にすべきところではなかった。列車型宇宙戦艦と、宇宙列車は見た目が似ているだけで全く異質な存在だったからだ。

 また、テレビドラマ電車男のオープニングとの関連も気になる。これも103系が空を飛んでミサイルを撃つのだ。しかし、細部を見ると「103系が空を飛んでミサイルを撃つ」以外の細部はどこも異なっていて、そこも意識する必要はないと分かった。もともとの企画の出自が違う以上、類似点がある方が驚きであろう。

 さて、この小説を書いて最も良かったと思うのは、10両編成で出発するが、惑星再生装置を持って戻るには最低3両必要という設定だ。戦いながら旅をすれば被弾した車両が欠けていくので編成が短くなっていく。残り3両になったらもう後がない。とても緊迫感がある。だから、残り2両になった味方は体当たりでピンチを救ってくれる。「人類滅亡まであとX日」という表現はないが、緊張感が維持される。列車型宇宙戦艦最大の長所だろう。(後が無いヤマテがどうするのかは実際に小説をお読みください)

 もう1つは、エーテル(Ether)が薄い場所、薄Eを設定できたことは良かった。これと碓氷峠を掛けて薄E峠ができたことで、峠越えの補助機関車を設定でき、ドラマ的な山を作ることができた。宇宙戦艦ヤマテは新型の補助機関車を割り当てられてもらえず旧式な機関車と峠を越える。周囲からは囮扱いされたからだ。待ち伏せが想定される峠を行かざるを得ない宇宙戦艦ヤマテ。その緊張もドラマを盛り上げる。それも良かった。(実際に峠を越えられるのか。どう越えるのかは実際に小説をお読みください)

 それとは別に良かったのは、イスカンダル的な救いの手を差し伸べる星として、神田のような星、カンダル星を設定できたことだ。神田は山手線の駅だから、宇宙戦艦ヤマテが向かうのに相応しい。

あらすじ §

 西暦4199年。地球は謎の星エフから攻撃を受けていた。だが、カンダル星の女王、スタイフォンから惑星再生装置をくれるという連絡があった。惑星再生装置さえあれば地球は蘇る。

 ところが大問題があった。亜空間トンネルを越えるためには、亜空間トンネル限界よりも細い宇宙船を使用しなければならない。だが人類にはそんな細い宇宙船はなかった。そこで太古の列車、山手線ウグイス色103系10両編成を宇宙戦艦に改造し、地球を救うべく若者達は旅立った。

 そして、薄いエーテル層、通称【薄E峠】を越えてワープすべく、宇宙戦艦ヤマテは峠に挑む。重力勾配に刻まれた亜空間ラックレールを、コスモアプト式CD42型補助機関車がガッチリ掴んで宇宙戦艦ヤマテを引き揚げていく。だが、それは敵が待ち構えている危険な領域でもあった。

 はたしてヤマテは地球を救えるのか。

 デトラー総統が抱える帝国エフ創世の謎とは。

 カンダル星で待つ真実とは。

宇宙戦艦ヤマテの諸元 §

  • 正式名称=103系9990番台10両編成
  • 主攻撃兵器=集中型ミサイルランチャーAU7500
  • 動力車用台車=駆動力付き反重力台車DT3300
  • 付随車用台車=駆動力無し反重力台車TR2001
  • 屋根上万能カッター=パンタホークPS1006形
  • 屋根上円盤形宇宙無人機=グローバル・ベンチャー(グロベン)
  • 補助機関車=コスモドライブCD42×4両
  • 循環装置=循環型排泄物処理装置及び食料生成装置
  • 連結器=流体密着連結器 (形状が変化し密着するのでどんな連結器にも連結可能)

宇宙戦艦ヤマテの主要乗組員 §

  • 番台零=主人公。戦闘隊長。元は鉄道公安官。
  • 島秀介=操縦士。D51設計主任島秀雄の子孫。
  • ユキ・ラッセル博士=オペレーター兼艦医。特に除雪はしてくれない。
  • キマロキ教授=科学班班長。ユキの祖父。やはり除雪はしてくれない。
  • 梅田十三=ヤマテ艦長。梅田発十三行きではない。

宇宙戦艦ヤマテの編成(出発時) §

  • 1号車 クハ 運転室・艦橋
  • 2号車 モハ 無人機制御
  • 3号車 モハ 研究室
  • 4号車 サハ 居住区
  • 5号車 モハ 居住区
  • 6号車 モハ 居住区
  • 7号車 サハ 食堂
  • 8号車 モハ 厨房・倉庫
  • 9号車 モハ 医務室
  • 10号車 クハ 艦長室

カンダル星 §

 惑星再生装置をくれるという救い主の星。

 地球でいえば神田のような場所。

目次 §

  • 山手線豆知識
  • プロローグ
  • 第1章 出発編
  • 第2章 越峠編
  • 第3章 激走編
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