主な変更点 §
- Win10 Ver1709本格対応 (ContentDialogレス)
- メインウィンドウの描画方法の変更
- 起動の高速化
- 一部ボタン名の変更
- アイコンやスプラッシュの再作成
- 各種バグの除去
Win10 Ver1709本格対応 (ContentDialogレス) §
一部のContentDialogでも構わないケースを除き、ContentDialogへの依存性を全て取り除きました。1つのページ内で表示非表示を切り換えて表示内容を変更する仕組みをContentDialog導入前に使用していましたが、それに戻しましました。今後、ContentDialogの振る舞いに非互換性が生じても問題は出ないはずです。
これに伴い、必ずページ下部に2つのボタンを配置するというContentDialogの制約から解放されるので、一部の画面のレイアウトが大幅に変更されています。より大きく画像が表示されるように改良されているケースがあります。
メインウィンドウの描画方法の変更 §
スクロールビューは表示数が厳密に計算できず、リサイズしているとスクロールバーを出してしまうケースがありました。これをやめて、厳密なサイズでボタンを並べる描画方法に変更しました。バインディングもやめてシンプルにコントロール作成時に値を与える方法に変えました。これに伴い、描画タイミングを決定する権利が得られたので、遅延描画を徹底してすぐに操作可能にしました。
起動の高速化 §
ゲームのログが少し溜まると起動が極端に遅くなりました。これは起動時に行うログ情報をキーワードに反映させる処理が重かったためですが、通常プレイをしている限りこの処理は要りません。そこで、この同期処理はメニューから選んで実行するものとして、起動時には実行しないようにしました。ゲームのログがある程度溜まっている人は起動の高速化を体感できるはずです。
一部ボタン名の変更 §
ゲームを終了させて戻るボタンの名前が一貫していなかったので、ボタン名をCancalやDoneからExitに統一しました。
アニメーション §
メイン画面で左右に移動するとき、フェードイン、フェードアウトするようにした。
アイコンやスプラッシュの再作成 §
イマイチ格好良くない感じがあったので、全て作り直しました。
各種バグの除去 §
バグ取りも行っています。落ちる頻度は減っているはずです。
aboutの作り直し §
aboutのダイアログのレイアウトを作り直しました。
感想 §
「凄く大変だった」
「機能強化が?」
「いや。特定の組み合わせでビルドできないとか、パッケージを作成できないとか、問題が多発」
「コーディングの問題じゃないのかよ」
「でも、機能的にはずいぶん良くなっているはずだ」
「そもそもなぜV1では機能が見劣りした」
「結局、MS推奨の【これを使うべき】という機能性に問題が多発したので、どんどん便利な機能を原始的な機能に置き換えたのがV2。そのあたりの見切りができるようになってきたので、たいぶ動作を支配下に置くことができた。だから、かなりなめらかに動く」
「これがゴール?」
「いや、やりたいことはもっとあったが切りが無いのでここでリリースとした」