2018年05月21日
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2Dと3Dの狭間の問題再び

Written By: トーノZERO連絡先

「3Dでやるより2Dでやった方が楽な処理があるから、3Dと2Dのどちらも使う方法で映像を作成する……という主張について」

「ヤマト2199的な方法論だね」

「それだけではないのだがね」

「その件がどうした」

「その主張は、間違ってはいないことを良く知っているから、半分は肯定するのだが、半分は肯定できなかった。その理由が【子供トーノ版新宇宙戦艦ヤマトに既に存在した断絶の根っ子】で何となく分かってきたよ」

「どういうことだい?」

「2Dで凝った後処理をしてしまうともはやカメラアングルを少し変えたいと思っても簡単には戻れなくなる。全部3Dでやっていれば、少しカメラを動かして再レンダリングするだけだ」

「手順の問題?」

「いや、むしろ根っ子の発想の問題だろうと思う」

「というと?」

「発想が2Dの人と3Dの人がいる」

「模型や特撮が前提の人は3Dで考えるが、コミックやアニメが前提の人は2Dで考えるわけだね」

「だから問題の捉え方がおそらく本質的に違う」

「どう違うんだい?」

「メカの絵がイマイチというとき、発想が3Dの人はもっと格好良く見えるアングルを探す。でも、発想が2Dの人は格好良く見えるデフォルメを考えるのではないか」

「分かった。ヤマト2202のコスモタイガー批判だね?」

「違うよ。いや、違わないのか? 分からなくなってきた」

「ヤマト2202批判じゃないの?」

「元々は、そういう話ではないよ」

「じゃあどういう話だよ」

「昔から、3D画像に対する2D後処理を過大に重宝がる人がいるのでね。気になっていた」

「昔って、ヤマト2199の頃?」

「いや。たぶん90年代」

「君自身は3D画像を2D処理しないのか?」

「するよ。電子書籍の表紙はそういう事例で一杯さ」

「それなのに、なぜ違和感を抱くの?」

「静止画だったらいいが、動画でやると訂正の手間で死ぬし、そもそもせっかく2Dの狭苦しい世界から解放されて3Dの世界に行ったのにまた2Dに戻ることを有り難がる発想が理解を超える」

「そもそも、発想の根っ子が違うわけだね」

「最初から同じ世界に住んでいない」

オマケ §

「じゃあ、君はなぜ電子書籍の表紙で大量の2D処理をするんだい?」

「表紙は2Dだからさ。3Dは部分要素に過ぎない」

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