「昨日、百草園方面に行って来たぞ」
「へー」
百草園 §
「なぜ行こうと思ったの?」
「平山城址公園の流れで目を付けたら、城址だと分かって見に行きたくなった」
「実際に行ってどうだった?」
「城址でもおかしくな雰囲気」
「百草園の実際の中味はどうだった?」
「文字を集めるイベントをやっていて粗品をもらった。あとコンサートやっていて少し聞いた。それから山の上でコーヒーを買って飲んだ。250円。自動ベンダーで入れるコンビニにあるような奴」
「美味しかった?」
「うん」
「感想は?」
「いちばん上まで行ったら見晴らしが良かった。あと何が見えるか説明する案内板には高井戸の煙突も書いてあった。高井戸が見えるらしい」
日野市立小島善太郎記念館 §
「百草園に近いと言うだけの理由で行ってみた」
「それで?」
「今日は何かの日で、百草園に入っていれば入館料無料と言われた。ラッキー」
「作品の中味は?」
「最初は良く分からない余所余所しい感じだったけど、急に【あ、そういうことか】と分かってから急に親しみが沸いて凄く良かった。こんな山の中だから行くのが大変すぎてまず行けないけどね。中味は良かった」
「どんな作品が良かった?」
「分厚い本を見ている夫人の絵とか」
高幡変電所前 §
「地図で近くに高幡変電所前という交差点があったので、変電所ウォッチャーの血が騒いだ」
「それでわざわざその交差点まで行ったんだね?」
「行った」
「変電所あった?」
「あった」
「それで高幡不動の駅まで歩いたんだね?」
「その通り」
「結局、遠回りして百草園から高幡不動まで歩いたんだ」
「そういうことになる」
「何か面白いことがあった?」
「高幡不動では先頭が黄色い編成のDAXが留置線に停まっていた。ホームの端まで行って撮影しちゃったよ」