2020年02月17日
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Blazorによって実現した回顧ブロックくずし(Breakout風ゲーム)"Blazout"

Written By: 川俣 晶連絡先

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ソースコード(github)

スクリーンショット

「これはなんだい?」

「Blazorで書いたゲームだ。Chrome上で動く」

「いわゆるブロックくずしだね」

「そうだ」

「他のブラウザでは動かないの?」

「WebAssembly非対応のIEではそもそも起動しない。Edge(新旧)ではなぜかレイアウトが崩れる。他はテストしていないので分からない」

「なぜこれを書いたの?」

「Blazor+Breakout=Blazoutという名前を思い付いたから!」

「それだけかい」

「中味は基本的に回顧だ。1970年代末1978年頃に自分がBASICで書いていたブロックくずし風ゲームを再現することにある」

「どのあたりが再現になるんだ?」

「ボールが45度でしか動かない」

「……」

「実はボールが45度でしか跳ね返らないと半分のブロックは消せない。そこで、パドルを動かしながら跳ね返すと1つボールの位置がずれるようになっている。これも昔通り。あえて踏襲した」

「実装上のポイントは?」

「仮想VRAM(VVRAM)を用意した。これで表示と当たり判定を行っている」

「ソースは全公開なんだね?」

「そうだ。好きなだけ見てくれ。この時代遅れの幼稚な実装をな」

「なぜ時代遅れの幼稚な実装をしたの?」

「一つは回顧というテーマ。もう一つは日曜日1日の遊びとしての工数削減」

「考慮すべきケースを増やすと日曜日1日では済まなくなるってことだね」

「うむ」

「それでやってみてどうだった?」

「楽しかった」

「なぜ楽しいんだ?」

「意図通りに画面上のオブジェクトが動くと楽しいよ」

「どこが重要だと思った?」

「仮想VRAMとグラフィックキャラクターの活用による工数削減。これでお遊びの範囲でゲームができた」

「将来への課題は何が残った?」

「意外と仮想VRAMの実装がめんどくさい。固定ピッチフォント指定なら幅が揃うと思ったのにEdgeだと揃わない」

「今どき、Webブラウザの互換性の問題に引っかかるとはね」

「ネスケの時代を回顧した」

オマケ §

「ちなみに、ブロックのスコアは下から2列ごとに、1,3,5,7になっている。一応Breakoutの資料を調べてその通りに踏襲してある。これは当時のプログラムにはなかった特徴……だと思う」

「些細な進化!」

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