第26話の塔についてもう少し調べようと思って見ているときに気付きました。
展望室の形がおかしい。
スカイツリーの展望室はこんな形ではない。
そこで第1話もチェックしました。
同じです。
第1話で雷門全員、第26話で稲森、灰崎、野坂が登った塔はスカイツリーに似ている別の塔です。
塔の特徴は以下の通りです。
- この塔がスカイツリーだという台詞は一切ない
- 休憩の展望室が頂点(てっぺん)に存在する。(その上はアンテナしかない)
- その少し下にはスカイツリーと似た形の展望室があるっぽい
- 全体像が分かるカットはないので不詳
- 上記画面写真の左側遠景に鉄塔広場と思われる鉄塔が建っている丘が描かれている。従って雷門町からは遠くない
- 時間帯は夕刻と思われるが、その時点で上記画面写真右から太陽があたっている。つまり雷門町から見て塔の場所は北側あるいは北西側である
- 第1話と第26話でほぼ同じ形状が描かれているので、設定が存在する (おそらく、アレスの天秤の美術設定の守安靖尚さんか、深井亮太さんが描いた)
考察 §
おそらく、【てっぺんを目指す】という物語の性格上、演出のために高い塔が必要とされたのだと思います。その際、スカイツリーでは最上部まで通常は上がれないので、上がれる塔が設定されたのだろうと推定します。
雷門町雷門(かみなりもん)説に従い、この塔が変形されたスカイツリーだとすれば、おおむね所在地は雷門町の西側になり、位置関係はおおむね妥当です。