新日本宇宙軍重巡洋艦『N高尾』19 四七艦隊物語・最強戦艦部隊討ち入り計画
「高尾シリーズの新刊だね」
「その通り」
「銀河77年戦争編は終わったからここから新シリーズだね?」
「今回から88ミリ光年砲編が始まる」
「47隻の新型戦艦が超巨大兵器、88ミリ光年砲と対決する話なんだね?」
「大違いだ」
「えー」
「銀河77年戦争編の次だから88にちなんだ話にしようと思ってね。だから、88ミリ砲と、八八艦隊がベースになった。四七艦隊とは、八八艦隊のもじりなのだ。だから、話のテーマは軍拡と軍縮になる」
「そんな」
「今回、章タイトルを考えたとき、【第4章 軍縮条約(テキハ・ミタカニ・アリ)】という章タイトルを思いついた時に、これは行ける!と興奮したね。残りの章もこれに準じる表記に直した」
「章タイトルはどうなっているんだよ」
「こうだ」
- 第1章 船団護衛(タイエキスンゼン・タカオ)
- 第2章 最強艦隊(ハリコノ・トラ)
- 第3章 軍拡競争(チキン・レース)
- 第4章 軍縮条約(テキハ・ミタカニ・アリ)
「では、他に良かったと思うことはあるかい?」
「今回、小松級フリゲートのネームシップ小松には、小松の親分さんという異名があると設定した。幸運艦として有名という設定で、高尾と一緒に船団護衛してくれるぞ」
「他には?」
「小ネタだと、英連邦のメガMACシップの設定は気に入った」
「どんな設定だい?」
「輸送船に飛行甲板を付けただけの宇宙船だが、飛行甲板が四段ある」
「ネタじゃなくて他に見どころは?」
「高尾艦内で銃撃戦発生!」
「誰と誰が撃ち合うんだよ」
「それは読んでのお楽しみ」
合本 §
「合本にも収録して更新した」
「本文は全部入ってるんだよね」
「その通り。ただ全部バラで買う半額以下どころか安すぎたので、今回200円値上げした」
「それでも安すぎだよ」
宇宙重巡洋艦高尾始末記: 辺境艦隊シリーズ合本