「断裁機 PK-513LNでどうも最後の部分が上手く切れないケースが増えてきた気がした」
「それで?」
「これは受木だ!と囁く声がしたので、受木を入れ換えることにした」
「一本の受木で8回使えるんだよね」
「そう。入れ換えるだけで復活するハズだ」
「それでどうしたの?」
「説明書をダウンロードして受木の交換方法を見る。ドライバーで押して抜いて入れ直すだけ。凄く簡単」
「やってみたの?」
「ところがドライバーで押せない。最初から右にずれた位置にあったから。しかも、飛び出した部分を持ってもビクともしない」
「それでどうしたの?」
「上カバーを外してみた。これは手でまわせるネジ二本だから簡単。そうすると、受木の上の部分が見える。しかし、上から見たってやはり動かない」
「それでどうした?」
「翌日、家からプライヤを持って来た」

「これでどうした」
「これで掴んで引いてもやはり動かない。だが、左の根本をプライヤで押すと僅かに動いた。あとは、押したり引いたりを繰り返したら取れた」
「やったね」
「それから向きを変えて入れ直した」
「改善された?」
「良くなったような気がする」
今回の教訓 §
「今回の教訓は?」
「工具は大事。説明書は一般論なので、創意工夫で行間を読む」