Written By: 遠野秋彦
学校探偵・内山田教諭とスクールファイブ
新体操部の五人は、学内アイドル【タキオン】のバックダンサーとして指名され、スクールファイブとなった。ところが、新体操部の練習を盗撮していた盗撮魔の男が殺された。警察は事故だと判断して調査してくれない。スクールファイブは独自の調査を開始した。それは絵画を巡る怪盗キックと怪人二百面相が対決する荒っぽい世界への船出を意味した。はたして盗撮魔を殺したのは誰か。怪盗キックの正体は誰か。怪人二百面相の正体は誰か。そして、あの女性が帰ってくる。海外研修に行っていた新体操部顧問の内山田教諭がついに学校に戻ってきた!
「というわけで、前々から企画があった【学校探偵・内山田教諭とスクールファイブ】をやっと書いたぞ」
「見どころはどこだい?」
「やはり変装した怪盗の正体を暴くところだな。そういう知力勝負なら、非力な新体操部員でも互角に戦える」
「どうして新体操部員が主役なんだ?」
「実は彼らが持っているあるものが怪盗の正体を暴くのに使われるからだ」
「意味があるんだね」
「そうそう。エッチな視線で決めたわけではない」
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