宇宙戦艦フォルティシーム大和7 絶対勝利宣言・銀河の世界の凱歌
「宇宙戦艦フォルティシーム大和シリーズ、完結である」
「パチパチパチ」
「当初の予定通り、二大勢力に挟まれて、26隻しかいない僚艦も全て失って、知恵と工夫でフォルティシーム大和は最後に勝つ、という筋書きを貫徹できた」
「フォルティシーム大和は勝つんだね?」
「うん。勝つぞ。奇跡の逆転だ」
「勝ち方はネタバレだから聞かないことにしよう」
「それがいい」
「では、そもそもこのシリーズを始めた理由は?」
「タイトルに大和と入っているとそれだけで売上げが伸びると聞いたから!」
「それだけかい」
「というわけで、人類最強の戦艦がもっと強い敵に勝って勝利する物語を作った」
「負ける話の方が面白いんじゃないの?」
「実は大和という名の戦艦が沈む話は既に高尾シリーズで書いているんだよ」
「日本連邦宇宙軍重巡洋艦『高尾』4: 宇宙戦艦JSS-BB17大和ノ最期か!」
「うん」
「それでフォルティシーム大和シリーズの手応えは?」
「非常に良い」
「このシリーズはどこが良かったと思う?」
「キャラクターに恵まれた。アスカ艦長、フラン副長、ミスター・スパーク、コメド博士。この4人がいると無限に話が転がっていく」
「カミソリとカミソリと論理人間と人妻マニアか」
「うむ。人妻マニアである」
「カミソリが二枚あっていいの?」
「それが二枚刃カミソリだよ」
「続編はないのか?」
「検討中」
「それでこの第7巻の目玉は?」
「野球十兵衛の正体かな」
「正体は誰?」
「それは読んでのお楽しみ」
「読んでね!」